NYくいしんぼうともさまのおしゃべりタイム

NY生活のなかでのつぶやき→帰国後の日本の生活の中でのつぶやき

とくダネ!をみて・・・

2011年03月30日 | Weblog
今朝の「とくダネ」の中でタイラー・アンダーソンさんのことをやっていた。

ヴァージニア州の友達からメールが送られてきてから、お父さんの名前も見ていたので、
ご両親をTVで見ることができた

やはり自分のこどもの対しての感情の出し方は、文化の違いがあると感じた
タイラーさんを”誇りに思う”と言われていた

ご両親と大学や友人で直ぐに彼女のファウンデーション(Taylor Anderson Foundation)を立ち上げたとも言っていた

深い悲しみはあっても
彼女のご両親は見た目も、
お話しされている姿からも”ご立派”だと感じた
表現の方法が違うのだ


アメリカでいつも思っていた

危機や特別な状況などに対してのみんな行動が早い
協力体制がスゴイ
今回のタイラーさんのことも、
私へのメールもすごい速さで
沢山の人が送ってくれた
人への慰めや思いやりの言葉を直ぐに伝えてくれる
コミュニケーション能力の違いなのであろう

いつも表現の仕方が素晴らしいと思っている

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ただ、この番組をみて疑問に思った
いや、彼女の消息のことを調べている時から感じたのは

彼女は学校で子どもたちを保護者に引き渡した後、
自転車で自宅に向かっていた最中に津波に襲われたらしい

今日の番組の中で、
彼女が最後にいた小学校の校長先生が彼女が教えていた教室などを案内していた
校長先生のタイラー先生に対しての”思い”などのコメントはなかった
これも不思議に感じた・・・

私の疑問は、
その学校は津波の被害がまったくなかったように見えた

何故彼女はそこにとどまらなかったのか
何故、彼女は自転車で帰ったのか・・・
誰も彼女に助言したり、避難した方がいいなど言わなかったのだろうか?

地震が起きた時は彼女は学校にいたのだ
子どもたちを迎えに来た保護者に全員引き渡していたらしい

だとしたら、何故?
周りには誰もいなかったのか
保護者や他の教師は忠告や助言をしなかったのか?
誰かの責任を問い正したくて書いているのではない

異国で言葉も100%分からなかったであろうタイラーさん
テレビでも、他の報道でも誰も彼女に助言した人のインタビューや証言はなかった・・・

皆さん今それどころではない状態なのは分かる

でもなにか心のざわめきが止まらない
「とくダネ」の報道の中でも、どちらかというと”美談”のように扱われていた
肝心なところは何も放送されなかった

日ごろから彼女に津波のことや避難することなど つたえていたのであろうか?

石巻でも本当に沢山の犠牲者がでたのは知っている
彼女は津波の被害者の一人かもしれない

ただ、ただ、何故?
と思わされる
特に今日の番組内で最後にいた学校の状況から見て余計に強く思った

私も海外に住んでいた経験から、たわいもないい情報が分からなかったり
困ったりしたことがあった
自分から聞かないと分からないこと
自分が調べないと誰も教えてくれないこともあり、失敗したことも多々ある
でも沢山の人に助けてもらったから生活が出来たのである
彼女もきっと沢山の人に助けてもらって生活していたに違いない

パーソンファインダーの中でも、生徒のおじいちゃん?か誰かが、
タイラーさんの消息をあちらこちらの避難所で確認していた人がいたらしい
だから彼女を気にしていた人は絶対にいたはず
特に学校の先生達は交流などなかったのか???

もし、彼女に正しい情報があったら・・・
と思うと残念な気持ちでいっぱいである

沢山の方が亡くなり、いまだに沢山の方が行方不明である
それぞれに、「もし」が成立していたら

助かっていたかもしれない状況が本当に沢山あったに違いない
校庭で点呼中の小学生たち
防災無線で命を掛けて、必死に避難のアナウンスをした方
避難所に行っていたのに津波にのみこまれた方
人を助けようと思って自分ものみこまれた方・・・
ご老人は歩くのが遅くて避難途中に・・・
共働きの娘夫婦の孫の面倒を見ていたおばあちゃん

それぞれの状況下で必死だったに違いない


状況を考えると胸が苦しくなり、涙が出てくる

皆さんが助かって欲しかった・・・

報道は遠くに離れている私たちに、現状を伝えてくれる
ただ、そこには断片的な事も多い
ストーリーにしてしまうことも多い

時には被災者に対してのレポーターのインタビューをみていると
質問内容にヒヤヒヤしたり、腹立つこともある

人の不幸を生演出しているかのように感じる時もある

テレビの報道の在り方に対して
もう少し視聴者も意見を伝えるようにした方がいいように思う
報道する側も、断片的ではなく
色々な方向から取材し、正確に伝えて欲しい

とくだねの笠井さんが、涙を流しながら被災者の方と話している姿に
涙が出た

被災地で深刻にレポートしていた人が、東京のスタジオで言う言葉にはとても現実感がある
その人の感じたことが伝わってくる

でも、ガソリンも不足している中で
たった1日いて直ぐに帰って来ていたテレビのアナウンサーが沢山いたが、
勿論自分の目で見たものを伝えることが一番視聴者に伝わることだとは思うが、
東京のスタジオで
現場の話をしている姿には違和感と非現実的だと思わされる
報道は現状を生で伝える役割があるとは思うが、
あまりにも被災地の現状が悲惨であるところと、
東京のギャップからか非現実の報道だと、
とても違和感を感じたのは私だけだろうか。。。


たまたま、アメリカの友人からタイラーさんの消息についてのメールが来なかったら
タイラーさんについて知ることもなかったかもしれないほど、報道されなかったし、
タイラーさんを知って、自分も逆な立場にいた経験からの共感もあって
疑問が湧いてきた

被災者の方、犠牲者の方には
いまだに胸が詰まる思いで
心が痛む

そして何もできない自分に対しても心が痛む

テレビの情報番組をみると、余計不安をかきたてられる
報道はすべてを丸のみにしてはいけないと感じた・・・


東京電力の努力

2011年03月25日 | Weblog
東京電力は今回のことで非難されるべきではないと
私は思う

今回の事故の責任を明らかにするのであれば、国の責任だと私は思う

福島原子力発電所の事故で頑張っている人、苦悩を味わっている方は沢山いる

避難している住民の方、東電の方、消防庁、機動隊、近隣の農家、酪農家のかた・・・

しかし昨日の被爆については疑問が湧いてくる

今回の修復の作業中に被爆された作業員に方々はどうされているのか
この時の服装や作業の仕方についてはそこに関わってる全員に危機管理は徹底していたのか
東電だけでなく国からの指示や危機管理体制はどうなっているのか


一般人の私でさえ疑問は湧いてくる

今も、それ以前も頑張っているのは

現場で働いている人

http://news.livedoor.com/article/detail/5419406/



「当たり前の生活」の改善提案

2011年03月24日 | Weblog


恵まれた環境にいると麻痺してしてしまう感覚
今回の地震で日本の恵まれた環境がいかに人の感覚を麻痺させるか
まざまざと付きつけられた感じがする
日本全体がすべての生活において
安心感から観音開きに開けっぱなしになっている状態でも平気と過信していた

日本に帰国してから豊かすぎる日本に疑問を持って暮らしていたのに
いつの間にか日本の生活になれ、現状が「当たり前」の生活になって行っていた
そこにこの地震だ!!

福島の原発事故で放射能汚染という恐怖
そして電力不足
東京の混乱


この地震で
 ”オール電化生活”と言われていた生活は
幻であり、
あり得ないと思わせられた

この事態で節電には皆協力するし、いつでも計画停電の対象になってもいいと思っていた
実際には一部の地域のみ行われ、1日2回停電したところもあると聞いた
計画停電から除外され、有難さもあるが、申し訳ない気分が大きい
困るけど、みんな平等に行って節電になるのであれば…と思っていたが
電車、病院、区役所などがあり、麻痺して新たな混乱を招くと困るとの考えのもと
除外されたと聞いているが…複雑な心境

2週間ぶりに外出してみると、町のいたるところで節電の努力していた

ヨドバシカメラに行くと照明は落とし、4列あるエスカレーターは上下一本ずつ動いていた
エレベーターは動いていた
商品を見てみると、私が買いに行ったものはとっくに売り切れているようだ
備えあれば、と思って買いたいと前々から思っていた物もなくなっていた
こんなときだから仕方ない…
本当に逃げなければいけないような事態の時は何も持ってはいけないと今回感じたし

ヨドバシで商品をみて思った
やはりどの商品も電気が必要だ
このような状態になると、必要な物、必要でないものなど物の価値が変わってくる

豊かな普通の生活の時には「欲」というのは限りなくあるものだ

本当にこれからの時代の生活に必要なものは何か
皆考えているに違いない
とにかく電気に頼るのは危険すぎるしガスにも頼れるとは言えない
自然エネルギーにも限りがあるからそれだけでは暮らせないのかもしれない

そこで”昔の生活に戻った方がいい”
と言いたいところだが
直ぐに出来ることではない

そこで思い出した!!
NYの生活だ

アメリカは以前にも書いたが
色々な人種や価値観の人が住んでいる
だからか、ビックリすることの連続だった
こんな恵まれた秩序のある
サービス旺盛な日本からニューヨークに住んで
驚きや呆れることの連続だった

駅のエスカレーターはほとんど止まっている
他のエレベーターやエスカレーターも止まっていることも多々あるし
レジに沢山の人が列を作っていて、暇そうな従業員がウロウロしてたり、
話していても一向にレジの数は増えない
誰も文句も言わずに並んでいる
トイレだって暖かい便座もないし
ウォシュレットだってない(最近出てきたようだが、普通はない)

選択肢も沢山ある代わりに
主張しないと始まらなかったり進まなかったりする
工事など予約してもその日にきたこともないし
電話も音声案内か訛りのひどいオペレータが対応してくれる

文句言っても聞き入れないか、横柄な態度で応対される
調べようとか、ニーズに応えようとかしないし
よく災害であちらこちらで被害があって、信号が止まっていることや
停電なんてよくあるし
(NYでは停電などあると、直ぐにお巡りさんが立って手信号か、
立てないところには直ぐにSTOPサインが置かれる。
ストップサインなど、道路標識やルールは当たり前だが守る。
日本のようにあまり確認しないで車体が止まらないで行ってしまうなどはありえない。
普段から意識して運転しおまわりさんもいつも見張っている。
わき道などではSTOPサインがよくあるが、
下に4‐wayなど書いてあるところは止まった後、先着順に発信する。
勿論自分の意識で自分は何番目と思ってもうまくいかない時もあるが、
譲り合いなのどの意識が定着しているドライバーも多いのでうまくいくことが多い。)

余談:マナーを守れないのはモラルの低い人=低知識・低レベルの人とみなされる
   (本当に色々な人が住んでいるため)

壊れている公共のものはまったく直そうとしないし
壊れたままだし
電車の中で傘さすほど雨降っていたことあるし・・・
日本で当たり前のことがまったく当たり前でない生活や価値観がある
そこに慣れると、待てるし、自己判断力もアップするし我慢もできる
怒りはよく湧いてきたけど…
優先順位もつけやすい
思い返すと結構シンプルな生活だと感じた


だから提案
個人がもっと自己責任力をもって生活しよう
車のルールもストップサインでは必ず止まる
着いた車順で通行するなど普段からやっていたら、
停電で混乱することも少なくなるだろうし


節電の為だけではなくても
エスカレーターどんどん止めても皆仕方ないと階段使うし
エレベーターは絶対に必要な人だけ使うように皆が考え
必要のない人は使わない

自転車の人口がこれだけいるのだから、
もっと自転車に乗り易いような環境も整えて欲しいし、
車も歩行者も自転車もルールを守る
自分勝手ではこれからは生活できない


優先順位も一人一人がきちんとつけて意識して行動しなければいけないのではないか
皆同じではないから
必要な人から優先して使うもの、
必要でない人は使わないなど
水だってレストランなどで水道水・ミネラルウオーターなども選べるようにして、
ジュースと同じで水もお金払って買えばいいと思うし

誰に何が必要か一人一人がよく考えた方がいい時に来たのではないか
皆が同じという考えはもうできない
本当はすでにそうなっているにもかかわらず
見えていない

選択肢を沢山作れば解決できること、
無駄が無くなることも沢山ある
電気と同じ


豊かな国という”日本の神話”も崩れてきているのだから
今までと同じというのはあり得ないことと皆認識しよう!!
物質も人間も有限なんです


なんでもあって、出来るなどの
「当たり前」という概念はもう捨てましょう!!


物事にはいつも一方方向だけでなく四方八方見方考え方があり、
他の人にももっと目を向けることが出来れば、
日本人として本当に誇れる人になれるのではないだろうか
本当の”思いやり”とはなにか考える時に来たのかもしれない
今こそ感覚を研ぎさまし、何が大切か見極め、人間の本能を呼び起こさせる時かもしれない!!

こんな提案だ!!

自分にも言い聞かせている・・・



感謝と応援

2011年03月22日 | Weblog
私は被災したわけではないけれど、アメリカの友人たちから次々と心配のメールを頂いた
そして、どの友達も沢山の「愛」を届けてくれた

東京に住んでいる私を気遣ってくれ、私だけでなく私の家族、今回地震被害にあったすべての人に対しても沢山の愛情ある言葉をくれ、本当にこんなに心配して下さる方々がいる事に、
本当に感謝している

この沢山の「思い」を被災した東北や茨城千葉の方々に送りたい


先週から練馬の上空を昼夜関係なく飛ぶ自衛隊の飛行機の音
今までだったら”何故こんな時間に?”と思っていたに違いない
でも今は、被災した所に一所懸命物資を届けているのだと
頑張って欲しいと願いに変わっている

また、先週計画節電で電車が混乱し
帰宅困難者が沢山出た

西武新宿線も私が利用するようになってから1回だけ電線の事故で
止まったことがあるがその他はどんな時も止まったことはないと聞いていただけに、
節電の為の区間限定運行には本当にビックリした

時間で全線開通した時
いつもならあまり聞こえてこない電車の音も
遅い時間までひっきりなしに聞こえてきて、
一生懸命通勤客を運んでいるのだと
思わず「頑張って!」と心の中で叫んだ

皆が頑張っている
被災して避難している人も
被災した人や場所を復旧しようとしている人
物資を届けようとしている人
節電している人も
通勤や乗客を乗せている電車、交通関係に働いている人
駅員さんも乗客から非難されても丁寧に応対している
お店の人
会社員のひと
こども
おとうさん
お母さん
おばあさん
おまわりさん
東電のひと
東電の消火に当たっている勇敢な警察官、消防庁のかた
協力しているひと

だれも非難してはいけない
皆自分の出来る範囲で、自分のいる環境で頑張っている
皆頑張っている


皆言っている
「津波で被災した人に比べたら、このくらい我慢しなければ…」
「東京の電気の為に放射能の恐怖を味わっている人に比べたら」
「皆のために頑張ってくれている福島原発に関わっている人達に比べたら」

これほど日常生活に対して感謝の思いを外に出した時はない
日ごろから感謝していても
感謝の価値が違っている

電気のありがたさ
日常でいるために回っている細かい歯車
ひとつ、一つが回って初めて初めて回る
小さな歯が一つでも欠けるとうまく回らない
物やその周りで働く人々
すべてに感謝しないといけない
分かっているけどこんな時にしか
表面にでてこない「ありがたみ」

喉もと過ぎたら・・・になってはいけない

私には出来ないことをやっている人が沢山いる
頑張ってください!!

生かしてもらっていることに

感謝

早く風邪治さないと…
何もできない…
健康でいられることにも感謝しなければ

頑張れ 頑張れ 日本!

何もできない無力感

2011年03月22日 | Weblog
地震から10日目
緊張の糸が切れたのか
2年間咳の風邪にはなったことなかった
昨日は完全にダウン
咳と体中の痛みがある

自分に今できることは義捐金と節電くらい
そう思って寒い日も被災地の人のこと、東京の電力不足のことを考えて、
暖房なしで頑張ろうなんて思ったのがいけなかったか・…
自分の体力が維持されないと何もできないのに…


一昨日アメリカの友達から
一人のアメリカ人女性英語教師の消息を探している友人から来たというメールが来た

私には何の情報もないし、どうやって情報を集めたらいいのか。。。
すでに皆さんがやっているかもしれないが、インターネットで探してみた
まだいまだ行方不明者も沢山いる中で、生きている方もどこに避難しているか分からない中で、
とにかく私にできることはしてみた

19日1テレビ東京放送の「池上さんの緊急…」という番組の中で
偶然に避難所にアメリカ人の英語の先生をしている若い女性がインタビューに答えていた
年も同じようだった
マスクをしていたから顔はよく見えなかったけど、
ダークヘアーだったし

もしかしたら!!

直ぐにテレビ東京に電話してみたが、担当者がいないと断られた
テレビで見た女性が、探している人であって欲しい
そう思って再度今日言われた時間にかけてみた
また担当者がいないとかで情報を得ることができなかった

初めにインターネットで見つけた
パーソンファインダーというサイトでのやり取りを今日病院で見ていたら

・・・絶句

彼女の遺体が見つかり、彼女と確認されたことが書いてあった・・・

アメリカ領事館が確認したということだ
なんということだ!
テレビに出ていた人が彼女だと思いたかった。。。

改めて自分の無力感を感じた
そして自分にはインターネットを使いこなしたり、
NY時代に入ったfacebookを使いこなしたり出来ない
情報収集をするのにこんなに分からないことだらけだと痛感した
もし自分に情報収集の手立てがあったら・・・


私はただの人口1億人の中の一人に過ぎない

知識もない

なんて無力な存在なのかと

何も役に立つことはできなかった・・・


せっかくつながっているアメリカとのドア
なんだか随分小さくなってしまった・・・
アメリカの友達に沢山もらった「励まし」と「愛」
わけることが出来なかった・・・

ほかにも石巻市からSOSをもらった女の子が、
石巻市の治安が悪化していて、窃盗団が横行し、
女性が性的暴行の標的になっていて、
誰か助けて欲しいということをFacebookに載せていた
やはり恐れていたことが起こったか!
阪神淡路大震災の時も、公には報道されなかったが
沢山の女性が暴行されたことを後から知って怒りすら感じた
直ぐにテレビ局にメールなどをしてみたが、今は表面のことばかりの報道のみだ
仕方がないとは言えない
でも側面を報道する余裕がないのか
治安も同時に守られるべきだと思うし、
報道の力でどうにかして欲しいと願うが、

無力だ

私が一人で動いても、何も動かない

情報って何でしょう?

共有てなんでしょう?

報道てなんでしょう?

自分が出来ることってなんでしょう?

意外と何もできないちっぽけな存在ということに、
気づかされた


希望に満ちてヴァージニア州から日本にやって来て、
東北石巻市で英語の先生をしていたタイラーさん
ご家族もどんなに心配しただろうか…
彼女も異国でどんなに怖かったであろうか…

Taylor Andersonさんのご冥福をお祈りします









2011年03月19日 | Weblog
大地震から1週間が経った
今日疲れがどっとでた

この1週間ながかった
東京の混乱
被災地の方々の辛さ、悲しさ


毎日毎日ある余震

毎日毎日放送されている福島原発の状況

毎日毎日目にする東北の被災地の現状

毎日毎日夜中や早朝聞こえてくる自衛隊の飛行機の音

毎日毎日目にするスーパーの空っぽの棚

毎日毎日自転車で通勤する人々

毎日毎日いつ計画停電が来るのか心配

毎日毎日心配してくれる友人からのメール

毎日毎日避難用のカバンを身近に置いて洋服のまま寝る

毎日毎日地震の度にドキドキする心臓

毎日毎日節電をしながら、日々の現状に感謝する

毎日毎日地震が起きると向かいの公園で遊んでいるこどもたちが心配になる

毎日毎日スーパーやどこかで会う見ず知らずの人と現状について声を掛け合う

毎日毎日日常のなにげない生活の歯車が回っていたことに気づかされたこと

毎日毎日遠出を出来るだけ控えること

毎日毎日節電している店舗や交通

毎日毎日苦労して出勤している人々

毎日毎日小さな子を保育園に送って行く親

毎日毎日人々を乗せて運んでいる乗り物

毎日毎日復興のために働いている人々

毎日毎日災害地で肉親を捜す人

毎日毎日考える大切なものの優先順位

毎日毎日ご近所に住むご老人を災害の時助けてあげられるか

毎日毎日スーパーで買い物に走る人々の殺気


被災地の人の声は聞こえていても何もできない無力感
何もできない
毎日毎日涙がでる
どんなにつらかったか
どんなに苦しかったか
今もどんな思いで過ごしているのか
これからどんな思いで生活していくのか
時間がどんどん過ぎて人々の脳裏から災害の被災者や被災地のことが忘れられた時のこと

何気ない普通の日常生活
自分が今この時間の生活をできること
ありがとう
どうかこれ以上災害が起こらないでください
被災した方が安心して暮らせるようになりますように
日本が復興出来ますように

皆が泣いています
心がないています
皆が不安になっています

でも世界中の人が応援してくれています
私のアメリカの友達皆が応援してくれています
私でさえこの応援に嬉しくて涙がでます
本当にこころがら応援してくれているお友達に感謝している

嬉し涙
悲しい涙
無力な涙
苦しい涙

やさしい心
暖かい心
これがこんな弱った日本の人々を励ましてくれる
私にもらったこの愛情
これから東北、関東の被災した人たちに、
日常で手助けが必要な人に、
自分のできることをしたいと思います

ありがとう ありがとう

http://prayforjapan.jp/tweet.html
これを見ると涙がでます

緊急時の連絡は難しい

2011年03月12日 | Weblog
今回東京に住んでいる私でさえ、
電話は勿論メールもインターネットもつながりにくかった。
電話は分かるが、インターネットは常につながるという認識だった
その認識は間違っていたということだ

もしかしたら光やケーブルは使えたのかもしれない
一応職場は光回線だったためか普通に使えた
実家の電話もケーブルだからか通じお互いの安否確認が出来た

ソフトバンクはNTTに比べるともともと使える範囲も少なくて、
緊急時はソフトバンク同士のメールは直ぐには使えなかった…
PCの外付け用のNTTのインターネットも昨日はつながりにくかった・・・
NTTに替えようかな

今地震があった!!
テレビで緊急地震速報が流れ、福島・関東に注意報が流れた
「強い揺れが来ます!強い揺れが来るまでわずかなじかんしかありません。あわてずに机などに身を隠してください。倒れやすい家具などからは離れてください」
東北に出ていても昨日のように東京にも地震が来る可能性がある
昨日から速報が流れるたびに恐怖にかられる

昨日の揺れは身体が覚えていて常に揺れている感じがする
怖いよ~

今晩も熟睡できなさそう

二次的地震が起こる可能性があるらしい
特に東海など可能性が高いらしい
どうかこれ以上地震が来ないでください



日本の地震

2011年03月12日 | Weblog
今日は静かだ…
まだ小さな揺れが頻繁にくる

アメリカの友達心配してくれて有難う!!

本当に怖かった!

東京でこんなに大きな地震にあったのは初めての経験だ
太平洋沿岸の東北は大変な被害になった

前回NZ地震についてブログに書いたが、実際に自分が経験する事になるとは…
ただ、東京は交通などの影響はあったが実際に大きな建物などの被害はなかった

震度4と言われている東京だが、公園に避難している時も立っていられないくらいだった。
職場で片づけをしている最中に起こった地震
そんなに大きくなるとは思ってもみなかった
丁度向かいに大きな公園があり、そこに知り合いの親子が2組いた
窓から地震の知らせを大声でいい
直ぐに同僚と公園に向かった

親子と一緒にしゃがんで揺れが収まるのを待った
まだつぼみが固い大きな桜の木がゆさゆさ揺れ音がした
まるで鉄板の上に乗っている食材のように揺れた
立っていると危なく感じた

直ぐに近所の人たちが建物の外に出て来た
かけって近所中を回って大丈夫か声を掛けに行った
保育園が近くにあったので見に行った
園庭に皆避難していて大丈夫だといていたので後にした
(手伝おうにも中には入れない状態だった。まあ、このくらいの揺れだとドアなどは開けないのか、安全上あけなかったのかもしれない。本当に救助や援助が必要な時はきっとどんなことをしても出来るものだ)
団地の老人も5人くらい出て来た
丁度小学校1年生が下校していてまったく分からない様子だったので追いかけて行き、
家はどこか聞くといる場所の近くだという、もう一人お母さんのような方がいて近くに行って下さったので私は他へいった
団地の周りも回ったが、老人はきっと出てくるのも大変な事だと思った
出て来た老人5人は達者な方だけだ

大丈夫か?他の老人は・・・
大きな声で「大丈夫ですか?」と声をかけたが、中の声は聞こえるわけもない
非常事態はでは健康な老人以外は一人一人声を掛けてあげないといけないが、どこに老人が住んでいるかも分からないから・・・
もう少し町内会や区に情報などをもらった方がいいと感じた
今回は物が散乱するだけだったが、東北の方のような震度だったら被災する人や助けが必要な人は増える
実はお隣さんは知っているが、町のことはあまり知らない
動ける人が動かないと!と思ったが人が道路に出ていたが、誰も手伝いに行こうなどど行動する人は見られなかった
特に会社からかなりの人が外に出ていたが、ただ出ているだけだった
こんな時、助けあえるように日ごろからつながり合うことが必要だと切実に感じた
弱い人を動ける人が助けられるようになれればいい
当分ないかも知れないし、直ぐに大きな地震が来るかもしれない

「備えあれば憂いなし」

私の部屋は足の踏み場がないくらいに物が散乱した(もともと物はさんらんしていたが・・・)
ただ、本棚など大きなものはまったく動いていなかった
冷蔵庫や上に載せている電子レンジと小さなものはすべて動き落っこちた
あまりにも悲惨な状態に、いまだに手をつけられない…つけたくない

地震の後、ほぼ落ち着いたとみて同僚はバイクだったので気をつけて帰った
知り合いの親子も気をつけて帰ったいった
その後メールや電話も不通で、彼らが無事戻ったか確認できなかった
ただ、大きな地震がその後なかったので無事戻ったと思っている

まだ油断はできない
町は普通だが、現金をおろしておかねばと思い
昨日ゆうちょうに行ったが、ATMは使えなかった・・・
他銀行でお金をおろして一応非常食や水を用意した。。。。

コンビナートの火災
原発の放射能漏れの心配
地震は自然災害なので、予測できない事態が起こることは
今までの地震から想像できる

政治不安、経済不況、自然災害・…
今後日本はどうなってしまうのでしょうか?????
色々な意味で不安になってきた・・・・


NZの地震

2011年03月04日 | Weblog
心が痛む

正直NZが日本と同じ地震国とは知らなかった 無知だった…

だからこの度の地震は本当にビックリした

何よりも心が痛むのは今回被災した方々のことを思うと「何故?」と感じる
今回被災した日本人はほとんどが留学生

"Kings of Education"で被害にあった方はみんな希望を持って留学したのに…

私も留学した経験者として留学していた方々の気持ちが本当に良くわかる
未来に期待を持って、未知の世界に挑戦したくて、多種多様な異文化の経験を求めて海外へ出て学びたいとの向上心をもっての留学
期待感をもってみんなワクワクと緊張感をもって留学されたに違いない
短期・長期とそれぞれの思いを持って…

被災した方、その家族の色々な思いを思うだけで
胸が締め付けられる
胸がはりさけそう
苦しくなる

どうか、神様仏様、皆が笑顔で戻ってこれるようにしてください
どうか、これ以上悲しいニュースにしないでください
せっかく未来の自分の扉を開けたばかりなのに
次の扉をしっかり開いて次のステップを踏み出せるようにしてあげてください!!