シルクライナー夜行バスで高崎市に早朝に到着したので時間調整で行った観音山公園。そこには、願が書かれた絵馬がたくさん有りました。
「警視庁に受かりますように 教員採用試験に内定がもらえますように 大学に合格できますように」 「GLAYのライブに一杯いけますように」みんな本心。本当に願っている。「おとうさんが、○○と○○さんの結婚を許して結婚式に出てくれるますように 母」にはいろいろな背景があるのだろうなあと思わずもらい泣き。一人旅で寂しかったから感受性が高まっていたのでしょう。
観音様はすべての願を聞いている。でも、叶えてくれたのかどうかは分からない。我々はいろいろな願を持っていてその一部を市や町に要望や苦情や提案等をする。市や町は、個人の願そのものを叶えることはできない。でも、その環境整備をしているのだと、突然頭に落ちてきました。
住民の要望等の背景には、様々な切実な願があり、それが市や町への要望等となって寄せられているのだと今更ながらに気づかされました。
そして、誰のために何のために仕事をしているのか、と考えれば「行政評価」の重要性は腹に落ちますね。
*行政評価とは、市町が提供するサービス等の事務事業や施策(方針)を職員自らが自己評価して、住民の求める最適なものに見直し続けて、最適な状態を保つために行うものです。通常の仕事に新たな手法が加わるので、一時仕事が増える感覚があります。でも、そこまでやって仕事ではないでしょうか。