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シリア情勢~少し前の毒ガス爆弾は、本当にシリア軍が発射したのか?~日本政府は国連の判断を待つべき。

2013年09月06日 06時06分06秒 | 中東諸国


米大統領に軍事攻撃の意思ない~飯島参与
< 2013年9月3日 1:08 >

 飯島内閣官房参与は2日夜、BS日テレの番組「ニッポンの大疑問α」に出演し、緊迫するシリア情勢をめぐって「アメリカ・オバマ大統領はシリアへの軍事攻撃をする意思はない」との見方を示した。

 飯島参与は「(シリア情勢をめぐり)オバマ大統領は、戦闘する意思は絶対ないと思う。

なぜかといったら、アメリカ大統領は議会承認なしにイラク侵攻みたいに勝手に決定できるんですね」と述べた上で、オバマ大統領が議会の承認を求めたのは、自らの決断で軍事攻撃に踏み切らなかった場合に「リスクを全部背負ってしまうことになるから、議会で決定させる」のだと解説した。

 また、シリア・アサド政権がサリンを使用した証拠をアメリカ政府が入手したとしていることについては「信用できない。アサド政権が国連の調査団を受け入れると決めた3日後にサリンなどの毒ガスで大量の死者を出したのはおかしい」などと指摘した。

その上で、日本政府は「何でもアメリカにつくというのではなく、冷静な判断が大事だ」と述べた。

 日中関係については、中国・習近平国家主席が人事を行った後、「一段落したら間違いなく日中首脳会談はできる」との見解を示した。

注目ワード
アサド政権 シリア情勢 飯島内閣官房参与 近平国家主席 軍事攻撃


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米政府、シリア政権の化学兵器使用を断定


http://www.news24.jp/articles/2013/09/03/04235512.html



先日、米国のケリー氏は「爆弾にはサリンが使われた」と言う記者会見を行ったが、その証拠を出すべきだ。

日本と米国は、同盟関係にあり、個人的にもそのように思うが、その他の似たような毒ガスが何種類かある。

VXガスか、もしくは別のタイプの可能性もあり得る。。

毒ガスには違いは無いが、証拠の開示が必要だ。


又、その毒ガス爆弾は、シリア軍が発射したのか?、と言う「絶対的な証拠」の開示が必要だ。

「通信での傍受を行い、判断した」と言う米国側の意見だが、第三者の判断だと、この証拠は「客観的な判断が出来ない」。

仮にサリン爆弾だとした場合、製造した国は、ロシア、英国、米国と言う事になるが、シリアを攻撃する為の「理由付け」と言う事で「米国自体が、サリンミサイルのようなものを、発射した可能性も否定出来ない」。

通常であれば、そのような事は「考えたくもなく、あり得ない」と思うが。

あらゆる可能性を考えなければならない、と言う事だ。


少し気になる話しで、イスラエルは先日、イスラエル軍と米国軍で共同訓練を行い、「ミサイルの発射を行った」と述べていたが、米軍は「否定している」。

イスラエルがシリアに向けてサリンミサイルを放つ可能性はどうなのか?。

現状を考えれば、可能性は無くはない。


又、ハラビ駐日シリア大使は、「シリア正規軍に対して、反体制派のグループが毒ガス兵器を使用した」と述べている。

ロシアのプーチン氏も述べているが、日本政府としては「国連の調査結果を確認してからの判断」と言うのが正道と言う事であろう。

ブッシュの時のような事「大量破壊兵器は、結局は無かった!」と言う事は、絶対にあってはならない。



各記事参照


シリア:ハラビ駐日大使「日本政府は国連の方針に従って」
毎日新聞 2013年09月03日 22時14分(最終更新 09月03日 22時39分)


記者会見で化学兵器使用疑惑に対するシリア政府の見解を述べるワリフ・ハラビ駐日シリア代理大使=東京都港区で2013年9月3日午後1時30分、沢田勇撮影
拡大写真
http://mainichi.jp/graph/2013/09/04/20130904k0000m030089000c/001.html


 ワリフ・ハラビ駐日シリア代理大使は3日、都内の大使館で記者会見を開き、シリア攻撃を決断したオバマ米政権に対し「なぜ国連の調査結果を待たないのか。軍事行動を取るべきかは国連が判断することだ」と訴えた。

米国の同盟国である日本政府には「国連の方針に従ってほしい」と求めた。会見は本国からの指示で開かれた。

 代理大使は化学兵器使用疑惑について「テロリストである反体制派がトルコやサウジアラビアなどから供給を受け、使用した」と主張。

アサド政権側の使用と断定した米政府の報告書を「(実際には大量破壊兵器がなかった)イラク戦争の時と同じだ。信用できない」と切り捨てた。

 日本政府は、2012年5月にシリアで起きた市民の虐殺事件を受け、駐日シリア大使に国外退去を要請。

大使は翌月帰国し、現在は代理大使が業務を行っている。【沢田勇】


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シリア攻撃:仏首相、単独介入は否定



http://mainichi.jp/select/news/20130904k0000m030089000c.html




2013年8月30日21時47分
「シリアを攻撃するな!」 市民団体、米国大使館前で


シリアへの軍事介入に踏み切らないよう訴える市民団体ら=東京都港区虎ノ門2丁目
http://www.asahi.com/national/update/0830/images/TKY201308300363.jpg



シリアへの軍事介入に踏み切らないよう訴えるデモ参加者ら=東京都港区虎ノ門2丁目
http://www.asahi.com/national/update/0830/images/TKY201308300362.jpg



シリアへの軍事介入に踏み切らないよう訴える市民団体ら=東京都港区虎ノ門2丁目
http://www.asahi.com/national/update/0830/images/TKY201308300360.jpg



 緊迫するシリア情勢をめぐり、米国が軍事介入も辞さない姿勢をみせていることに対し、反戦を訴える市民団体の約100人が30日、東京都港区の米国大使館近くで「戦争反対!」と訴えた。

 「WORLD PEACE NOW」や「イラク戦争の検証を求めるネットワーク」が、急きょ開催を決めた。

参加者らは次々とマイクを握り、「アサド政権が化学兵器を使用したことは国連が調査中だ。証拠もないのに攻撃を始めたらイラク戦争と同じだ」などと訴えた。

「平和憲法を持つ日本がアメリカに追従してはならない」「武力で解決することはもううんざりだ」と叫ぶ若者もいた。

 長女(10)を連れて参加した都内の自営業白木幹彦さん(46)は「一般の人が犠牲になる戦争を見過ごしてはならない。小さな声だが日本から上げていこうと思った」と話した。


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http://www.asahi.com/national/update/0830/TKY201308300353.html





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