南部吟遊詩人の写真館

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焼石岳に登ってきました(後編)~地獄の強行軍~

2020年06月24日 02時26分13秒 | 〇〇山に登ってきました。
いろいろ考えても仕方がないので進みます。


雪渓は眩しいので、サングラス持ってくればよかった。




雪渓を越えても次々に雪渓が現れます。
9つくらいあったかな…?
「今年は雪渓が少ない」って言ってましたが…。本当かいな…?






でも、割と柔らかくなっていて、足跡もいっぱいなので、登りはアイゼン使わなくてもよさげです。
ステッキは必須だと思いますが。


けっこう雪のないところを歩くと、こんだけ雪渓が残っているのが不思議なんですが…。




もう、遮二無二登ります。





ミズバショウ、本当に多いな。



この青空が残るうちに早く山頂につきたい。
午後から天気が悪くなるらしいのだ。
今日はだから、少し焦っている。








眺めがよい。
ときどき、遠くの山が見えます。


山は水量豊か。あちこちで雪が解けているのだから、当然。


道の先は雪。

やはり登山道は沢からできている。

こっちも、道が雪渓につながっている。


もう、雪渓の上を歩くしかないのである。


下をみると、これ。

滑り落ちたら、やばいよなあ…。

杭が打たれているし、足跡もたくさんあるので、迷いはしない。


ようやく、雪渓のエリアを抜けたと思っても、


すぐ、雪渓。


雪渓から水がどんどん流れてくる。


それでも雪渓のエリアは2~3分もあるけばその一つ一つは終わり。


遠くの眺めが素晴らしい。


あとは岩だらけの山道。

多分、水に流されて、岩が露出してくるからこうなるんですね。

少しずつ雲が出てきました。


いい天気ではありますが…。


道と川の両方の役割を果たしています。




湿原らしいところも出てきました。




雪が次々解けるので当たり前ですな。


木道がありがたい。


なだらかなところにでました。

焼石岳は本当にこういうなだらかなところが多い。
少しずつ山を登っていく感じなのだけれど、その分、とても距離が長い気がする。



小さい花。


山頂はまだかあ。


美味しそうな水だけど、飲むと、お腹を壊してしまうかも…。さっきの大腸菌のことが頭をよぎる。


はるかなる道。


多少の登りはある。


花がだんだん増えてきた。


キレイな白い花。


可憐である。




ポイントに来ました。


標識です。


姥石平分岐です。山頂まではあと30分ほど。

ここまで4時間半かかっています。岩手山なら山頂に到達しているころ。


あの左前方のコブが焼石岳山頂の模様。


周囲は水たまりが多い。




歩くと、間もなく「泉水沼」


大きな水たまり。カエルの声が響く。


道はまたしても雪渓。


泉水沼はとても小さい。雪が解けたら大きく見えるのだろうか。半分は雪。


上から見ると、こんな感じ。


さて、焼石岳山頂まで、もうすぐ。


標識発見。


あと、500m。長かった。


隣の山。


向こうに雪渓と沼が見えます。雲がだんだん出てきてしまいました。


ああいう沼にも魚とか、生き物はいるのでしょうか…?


また、こっちは別の方面。


さて、登りますか。


足元はガレ場。浮石も多いし、赤い石が多い。

典型的な火山性の山。

山肌に奇妙な岩が。


遠くの山はさらに雪渓が豊富。


山頂までもうすぐ。




着いた!!!!


ようやく、山頂です!!!


眺めは…






まあまあです、雲がだいぶ出てきてしまいました。


そして、山頂、風が強くて本当に寒いです。


たぶん、これが「鳥海山」


こっちは…なんでしょう?


残念ながら、岩手山は見えないようです。

山頂を堪能したところで




帰りますか。



帰る前にお花畑を撮りました。
姥石平から東焼石岳の方への道がたくさん、お花が咲いていました。
それでは、ご覧ください。
















































こうして、夢中で撮影しているうちに、時計はお昼にさしかかり、だんだん曇ってきました。

午後は雨の予報。登りで5時間もかかったので、下りは4時間くらい…?

「やべえ」

急いで退散。さらに、バックパックに入れていたハイドレーションも尽きて…。

強行軍。足を止めずに、ほとんど駆け足でかえりました。



さすがに怖いので、いくつかの雪渓ではアイゼンを使用しました。慌てて転んで滑り落ちたら、元も子もありません。

休めば水分を欲しくなるけど、その水分があとは水筒のわずかなお茶のみ。

これはピンチです。急ぎました。

そんななかでも、帰りになぜか、桜を見つけました。







キレイでした。

※ ※ ※

あとはひたすら強行軍。のどが渇く前に降りる作戦です。

疲れたからって休めません。空が暗くなってきます。

怖い。

姥石平から約3時間足らずで降りました。

脚、ガックガクです。死にそう。


〔登山後〕
「マジ、もう無理。死ぬ。膝が限界。つーか、腰いてえ(*´Д`)」
ぼろ雑巾でした。

5時45分に入山して、2時45分に下山したので9時間余り(休憩含む)歩いていたことになります。
あ~~疲れた!!!!((+_+))

ちなみに、下山の30分後、雨が降り出しました。

ギリギリセーフ。

【教訓】
・水分は十分に持っていこう。
 6時間も歩けばハイドレーションが尽きる。
・濡れた木道は滑る(コケました。怪我しなくてよかった(*´Д`))

【撮影日:2020/6/14】

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