南部吟遊詩人の写真館

このサイトは2023年3月、容量の不足により更新を断念しました。以後は「南部吟遊詩人の写真館2」に続きます。

焼石岳に登ってきました(前編)~天上のお花畑をめざして~

2020年06月15日 02時58分58秒 | 〇〇山に登ってきました。
【本日の山行】
5:42 駐車場出発
5:45 つぶ沼登山口
6:30 休憩~6:40
7:36 石沼
8:20 中沼登山口との分岐
8:24 休憩~8:40
9:02 銀水明で休憩~9:15
10:18 姥石平分岐
10:42 焼石岳山頂~11:14
11:27 姥石平分岐から写真撮影~12:05
12:48 銀水明休憩~12:58
13:13 中沼登山口との分岐
13:46 石沼
14:45 つぶ沼登山口到着

ウエーイ!!!ビバ登山!レッツ焼石岳!!!
2年前から興味はありました。
去年は日程がうまく取れずに断念。
今年こそはと思い、土曜日に車を出すも、天気がイマイチそうなのでやめました。
本日は日曜日。星空を見て、快晴の予感。
家を2時過ぎに出ました。
途中、眠くなったので、休憩して、5時過ぎに「つぶ沼登山口」到着。
装備を整えて、さあ、出発。
テンション上げて、いきまっしょい!!!(*^▽^*)

さあ、きました。

今回、攻めるのは「つぶ沼登山口」。


「つぶ沼」というのは「タニシ」のことらしいです。キャンプ場が近くにあります。






さて、車を止めて、歩きます。






秋田側は通行止めの模様。
黄色い看板が「通行止め」の看板です。

道の向こう側が登山口。


最初は手すりなどもあります。


入りますと、


普通の山道。


すぐに、分岐。右側にもピンクリボンがありますが、どうも道がない模様。


普通に、左側の方が道になってそうです。


けっこう、普通のなだらかな山道。


石とかはあるけど、普通の山道で歩きやすい。


しかも、わりとなだらか。


谷川(沢)もいたるところにあります。水源が豊か。

(これが、のちに苦しめられる原因となる)

標識が倒れています。


こっちのルートって人が見当たらないのですが…、あんまり人が来ないのかな??

大岩。


でも、道はしっかりしていますし、


迷いようもない。


木道もありますし。


ぬかるんだところには足場も用意されていますし、整備された登山道ではあります。


水の音がしてきました。


沢です。


渡らなきゃいけませんな。


割と石が多いのでなんとかなります。


山道は続きます。


花を見つけました。


ピンク色の小さな花です。


道を歩いていると、ふと思うのですが、


山道ってもともと水の流れた跡ではないかと。そこには草が生えていないからそこを歩いているうちに「登山道」となっていったのではないかと。

まあ、こういうところは別ですが。


少し、眺めのいい尾根に出てきます。


こういう風に石が露出した跡はやっぱり水の流れで岩が出てきている気がします。


お、あれは…。


雪渓ですね。やっぱり、この時期、まだ山の中には雪が残っています。


情報によれば、この雪渓の上を歩かねばならない箇所もあるようですが、登山道は横に道がありました。ラッキー。


遠くの山を見ると、だいぶ雪渓が多く残っているようです。


見晴のいいところに出てきました。

湖沼が見えますね。

「石沼」です。

ここまで約2時間くらい。けっこう長いなあ…。

下の方にも下りられるようです。

(今回は下りませんでした)

あらためて、遠くの山を見ると、結構雪がたくさん残っています。


あっちの方を登るんですかね…?


とりあえず、石沼を後にして、先を急ぎます。


なだらかというか、尾根伝いというか、

あまり、登りの斜面が少ないのですよね。

迷わないように、柵がついています。


さすがに、こっちは行けませんね。石が多いし、断崖絶壁です。


普通に登山道を行きましょう。


まだ、石沼が見えます。


今度は下りです。

ずーっと登り道というわけではなく、アップダウンを繰り返し、なだらかに登っていく山道です。
楽っちゃ、楽ですが、道のりはすごく長いです。

標識が見えづらくなっていますが、ここまで4キロ歩いてきました。
次のポイント「銀明水」まで1.9キロ。1時間はかかりそうです。

つーか、けっこう長くない??

「つぶ沼」から「銀明水」まで約6キロ。山道なら3時間はかかる距離。それでも山頂まではさらに遠い…。
どうやら、とんでもない広大な山域に入ってしまったようです。

まあ、行くしかありませんけどね。帰りが大変そうです。


ボチボチ、雪が出てきました。




と思ったら、すぐに雪無しエリア。

気温はそこそこありますし、どうも思っていたより雪渓だらけの山でもないようです。
(あとで話を聞いたところ、今年は雪渓が少ないのだそうです)

おや、何か道に咲いている…。


ミズバショウですね。




これがこんな道の真ん中に生えているってことは…。


やっぱり、水が道に出てました。

やっぱり、登山道は沢なんですな。

この時期は花がキレイ。


ミズバショウが多くなってきました。


この黄色い花もキレイ。


切り通しです。ここが水が出ていないでよかった。


雪が多くなってきました。


雪の近くの雪解け水でミズバショウは育つようです。


群落があります。


つーか、ここは登山道ですか?

行き止まりですか?

よく見ると、足跡だらけです。え?まさかここを行くの????


右をみると、木道が続いています。どうもここは他の登山道との合流地点のようです。


どうやら、向こうは「中沼コース」のようです。


とりあえず、登りました。私が来た方は「つぶ沼コース」と書いてあります。ご丁寧なことで…。


この先が登山道のようです。


合流地点、半端ないな。こんな雪渓が合流地点だとは…。


けっこうな距離を来ました。


この「つぶ沼コース」は長いですな。もう一方の「中沼コース」の方が圧倒的に短いじゃないですか。

ちなみに、もう一方の「中沼コース」は林道を来るコースです。
HPでは「車高の高い車をお勧めします」とか書いていましたが、他の人の話を聞くと、結構このシーズンの前に若干は整備されていて、普通車でも来られるみたいです。
しまったあああああ、こっち来ればよかった~~~(*´Д`)

ぼやいても、仕方がないので、行きましょう。

またも沢。今度は橋があります。ありがたや。


水が、超キレイ。おいしそう。


雪渓が残っていますな。




たくさん、ミズバショウが生えています。もはや雑草状態。


道に水が出ています。けっこう道を歩くんだか、沢登りなのかわからなくなってきます。


あちこちに水がしみ出しています。雪解け水ですね。


もう、道が小川と化しています。


たぶん、向こうが焼石岳。木の間からちらりちらりと見えています。


ミズバショウが一杯。


いよいよ雪渓ゾーン突入。

木道も濡れているので、危険です。
(帰りの下りでコケました…(´・ω・`))

焼石岳は遠いです。


けっこう、この辺の木道はびっちゃびちゃで、腐ってます。足元注意です。


山の上は雪渓だらけ。あそこを登るんでしょうかね…?


ミズバショウ。




足元は、もう道なのか、川なのかわかりませんね…。


雪渓を歩くところも増えてきました。

ここまでで3つばかり雪渓を歩いています。

小川をまたぎ、


「銀明水」に到着しましたよ。


ベンチなどもあり、休める場所になっています。


さて、肝心の「銀明水」ですが、これ。


この湧き水です。

飲んでみると、美味しいこと!!!



ちなみに、山荘は少し離れたところにあります。


左手に雪渓を見ながら、


岩場を少し登ると避難小屋があります。


「銀明水避難小屋」です。


中はまず、トイレ。


こんな感じ。






割とキレイ。


けっこう、避難小屋って、みんな同じ作りをしているのはなぜなんだろう?
規格でもあるのかな?
それと、この避難小屋に貼ってあったけど、先ほどの「銀明水」は大腸菌が検出されているとのこと。
うえーっ…!!飲んじゃったよ。
そういうのは水場の近くに表示してくれ!!!!!マジで。

さて、先に進みますか。


どうも、この雪渓を登らなきゃいけないみたいだ。


ここまで3時間ちょいかかっている。ルートマップを見るとあと1時間半はかかるみたい。
つまり4時間半はかかるってことだ。

う~~ん、岩手山に匹敵するくらい大変じゃない?
けっこう、これ、大変なんじゃない?とうすうす思い始めてきた…。

(遅いよ!(*´Д`)もっとちゃんとルートマップで検討しとけよ!)

→後半に続きます。



【撮影日:2020/6/14】

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