
何年かぶりに、担任に返り咲きました。
3年生です。
そこで、学級開きに何をしようかと考えました。
初日から国語の授業をしたいと思いました。
国語を使って学級開きをしようと考えていました。
始業式の後、教科書を配布します。
国語の教科書には、巻頭詩があります。
これを使おうと思ったのです。
3年生の教科書の巻頭詩は「わかば」というものでした。
「わかば」
わかばを見ると
むねが晴れ晴れする。
ぼくら子どもも ほんとは
人間のわかば。
天が、ほら。
あんなに晴れ晴れしている。
ぼくらを見まもって・・・・。
板書計画を立てておきました。
発問の計画も立てておきました。
1 題を考える
・わかば
・きらきら
・子どもたち
2 わかばで問題を作る
・わかばって何?
・わかばってだれ?
・だれがわかばなの?
・若葉の季節はいつ?
・誰が見守っているの?
・わかばっていいの?
3 素敵な若葉の育つ教室について話す
わからないことを
考えて分かるようにする
場所
この教室を、
こういう場所にしたいと思います。
4 若葉の育つ教室にするための
3つの決まりについて話す
①一生懸命
・授業も 遊びも 掃除も
・話すのも 聴くのも
・歌うもの 描くのも
②仲良くする
・友達と 男の子と 女の子と
(だから呼び捨てはだめ)
・先生と
③いいことをする
・若葉の育つ栄養になる
始業式は、入学式の午後に行うので、学級で使える時間がはじめから少ないことが分かっていました。
また、配布物が多いので、できるだけあらかじめ机の上に配布しておきました。
それでも、これを行う時間が10分程度しかとれませんでした。
ですから、問題はこちらから2つ提示するにとどめました。
.若葉って何?
・若葉って何色?
たいした内容になりませんでした。
でも、初日のみずみずしい気持ちのときにこれを行ったことは良かったと思います。
学級が始まって1週間がたちますが、子どもたちは、
教室=わかば(分からないことを 考える 場所)を意識しています。
ぜひ、先生のクラスの学級作り、授業作りの様子を教えてください。まねをしながら、覚えていきたいと思います。
ゆきの先生に担任してもらえる子どもたちは幸せです。きっと、よく考える子どもたちに成長することでしょう!!
私は、退職して2年目。
昨年度5年生を担任し、クラスを解体しての6年生の担任です。
昨年度と違って、子ども達も6年生を大変意識しています。よくなろう、立派な行動をとろうとがんばっています。
昨年できなかったことを、子ども達と達成していきたいです。