いつもと変わらず、スーパーと卓球の話題
しかない。いつものスーパーはレジのねーちゃん
と目が合ったくらい。ちょんまげを結って隣の
受付カウンターに座っていた。通りがかると
電話が鳴る。でも出ない。訝しがってのぞき込む。
そのつぶらな、煮豆のような真っ黒い黒目と私の
目が合った。もじもじする姿がかわいい。美人ではない。
其処がかわいい。食べてしまいたい。洋菓子の甘さじゃ
ない。逃げて行ってしまった。卓球にも幼い新顔の少女が
若いニーちゃんに連れられて、練習に音連れた。関係は
しらない。少女なので色気はないが、相当の腕前。卓球の
仕事人。あっという間に打ち取られた。でも胸元が女。前かがみが堪える。