一歩一会・・・♪

日々のお仕事の事や、趣味、旅行関係についての自分記録♪

『アホの壁』読了。

2010年03月01日 | こんな本読んでみました♪
『アホの壁』(筒井康隆著)読了。

「アホ」・・とは、関西人にとっては、ある意味特別な褒め言葉である。
(・・・でもないか?)
「どんくさ~い♪」あるいは「おちゃめ!」に置き換える事ができるのである。
(・・・でもないか?)
だから、自分を「あほだ!あほだ!」と言うのです・・・(笑)

・・・ですから、この本の中で
「アホ」について、非常に難しく(ややこしく)書かれている箇所は
「アホ」な関西人にとっては
ああ・・「バカ」だからよく分かんない~~~!
・・・なのである。
「アホ」について、そんなに難しく書く必要がどこにあるのだ??
ちぇっ!買って損したかな~~~アホな事してしもた・・・と思いつつ
最終章・・・
「アホの存在理由」では・・・
おおう!!そうそう!!
「アホ」についてはこういう事を書いていただきたかったのよ~~~!!
・・・と興奮した!感動はしなかったけど、アホなりの胸の高鳴りを覚えた。

しかし、あれだね・・・・。

一番感動(?)して、記憶に残る名文章を、
この本の最後に持ってくるのは(まとめだから仕方ないけど)
筒井先生・・・残念っ!!アホなことしましたな・・(←言うよね~~~)
ここだけなら、立ち読みでじゅ~~ぶん!!(笑)ものの3分・・・(笑)
「アホ」な人間には・・・
他のページは、まあ、読まなくても・・・いいかな?(←だからアホなんだってば!)
じゅ~~ぶんココだけでいいかな・・(・・・って事ないか(笑))

・・・・って、買っちゃったってばっ!!ああ・・・アホ・・・(笑)

『悪人』読了。

2010年03月01日 | こんな本読んでみました♪
『悪人』(吉田修一著)読了。
いろんなところでベタ褒めだし・・・映画化もされちゃうし

・・・なにより、
・・・金髪の妻夫木君のブック帯に惹かれて、購入。


ふ~~~ん・・・こういう本がいろいろな賞を取れちゃうんだ・・・が
まず読み終わっての感想。

出会い系サイトで知り合った男女のお話ですが・・・・
読み終わり・・・
なんか・・・コレ・・どっかで?どっかで?どっかで?読んだような懐かしい気分がする・・・

・・と、う~~~ん・う~~~ん・・・・と回想し、思い出した!!

そうそう!!
『泣いた赤鬼』のお話の、超複雑現代版バージョンじゃん!!
ちょっとしたどんでん返しの下
『悪人』ラストは、本当に彼は悪人なんですか??・・を読者に叩きつけるが
(人一人手にかけてるんだからそうなんだけど、そして彼だけが「悪人」ではないと・・)
本当に『青鬼』は悪人・・・もとい、悪鬼なんですか?
そして・・・青鬼だけが『悪鬼』なんでしょうか?村人は?なにより赤鬼は??
・・・って感じだなあ・・・。
ああ・・・・読み方が浅いです(笑)。