7月20日(土)森ノ宮ピロティホールにて
三谷幸喜氏演出・チェーホフ作『桜の園』観てきました♪
渡辺真知子さんの『迷い道』・・・・を口ずさむ・・(笑)
現在過去未来 あの人に逢ったなら
私はいつまでも待ってると 誰か伝えて
まるで喜劇じゃないの
ひとりでいい気になって
さめかけたあの人に 意地をはってたなんて
ひとつ曲り角 ひとつまちがえて
迷い道くねくね
読んだだけだとどう解釈しても『悲しいお話』なんだけどなあ・・・
・・『まるで喜劇じゃないの・・・』なのですね・・・。
なんとなくの『悲劇』も遠くから見ると『喜劇』になるのかね?!
チャップリンもそんな事言ってたなあ・・。
人生はクローズアップで見れば悲劇だが ロングショットで見れば喜劇・・・
・・・って観劇後思ってたら、
三谷さんがパンフレットにそんな事も書いてらして喜んだ!!
原作を読んで行ってたので・・・・
このややこしく、少しも面白くなさそうなお話が・・
(お話自体は感動的だけど)
ロシア人の名前・・・覚えられん!!・・・の複雑なお話が・・・・
・・・どのように『喜劇』になるのか?!
そこがもの凄くお楽しみだったのだけど・・・・
めっちゃよくできていた!!
ブラボ~~♪三谷さん♪・・・であった!
脚本そのままなのにねえ・・・♪
恐るべし・・・演出家という職業!!だわ・・・!
舞台始まる前に、このお芝居を説明するべく
青木さやかさんが、かる~~~く説明、
「ロシア人の名前って似すぎてますよね!!」
・・・そう!そうなんだよ~~!本当にそう!
脚本読んでて、何度人物紹介のページに戻ったことか!(笑)
そしてかる~く歌をお歌いになられたのだけど・・・
ここで掴みはバッチリ状態!
AKB48の『ヘビーローテーション』のメロディーに合わせて
歌詞替え・・・上手し!!
アントン~・チェ~ホフ~♪
桜の園・・・どんどん切られる桜の木
チェリー・オーチャード♪
間奏の合間に入る木を切り倒す『音』・・・。ちょっと泣ける。
役者さんも素晴らしかった!
ラネーフスカヤ(主人公)役の浅丘ルリ子さん・・・・
醸し出される『品』とは・・・こういうものか・・・
・・・を見させていただきました!
『品』って、出そうと思ってもでないもんね~~!
もう沁みついてらっしゃるので、否応なく出ちゃってる感じ・・。
それも嫌味なく・・・
だからこそ・・・少々ズレてるけど嫌味なき可愛い女主人が
めっちゃ合ってらっしゃる・・・。もう眼福でした!!
『桜の園』という場所・・そして思い出がないと
生きていけない主人公が
ラネーフスカヤ・・・この人が『過去』・・・
きっと『桜の園』を出て行っても・・・・この人・・
思い出にしがみついて生きる人なんだろうと思う。
ある程度の年齢を過ぎると・・・下の2人みたいには
生きられないのが人間なんだろうな・・と思ったり・・
そんなことを感じる今日この頃・・(笑)
時代が見えてない・・時代について行けない・・ってのも・・・
『喜劇』になるんだよなあ・・(笑)。
『桜の園』を出て・・そして次の『桜の園』を作るんだよ・・
アーニャ(大和田美帆さん)とトロフィーモフ(藤井隆さん)・・・
この2人が『未来』・・・
そして・・・決して悪い人ではないのにいい印象を最後まで持てない
ロパーヒン(市川しんぺーさん)・・・が『現在』・・・
『現在』って・・・たんたんと進むのに残酷で辛いものなのねえ・・。
などなど・・・現在過去未来に、登場人物それぞれを
当てはめて観ていると・・・いや~~~♪
チェーホフの脚本って・・・本当に素晴らしい!良くできてる!!
・・と感動でございました!!
最後に舞台に取り残された(春まで出られない・・ってとこで
笑いが起きてました!)召使いフィールス(江幡高志さん)の
セリフ・・・
これ脚本読んでて涙・・・だったんだけど・・・
少し変えてあったかな・・・舞台では・・・!
いや・・・あったけど聞き取れなかったのかな?
舞台に取り残されて横たわるフィールス・・・
「・・・この未熟者めが!」が最後のセリフだったけど・・
脚本ではこの前に
「一生が過ぎてしまった・・・まるで生きた覚えがないぐらいだ・・」
ってセリフが書いてあった・・・。
・・・現在過去未来・・・いろいろあるんだけど・・・
ひとつ曲り角 ひとつまちがえて 迷い道くねくね・・なんだろうけど・・
結局・・・このセリフなんだよね!!
「一生が過ぎてしまった・・・まるで生きた覚えがないぐらいだ・・
・・・ごにょごにょ(←ここブツブツ言うセリフ)・・
この未熟者めが!!」
いや・・・本当に良いお芝居を観にいけました!!
また・・・ぼちぼち戻れそうな・・・予感♪
三谷幸喜氏演出・チェーホフ作『桜の園』観てきました♪
渡辺真知子さんの『迷い道』・・・・を口ずさむ・・(笑)
現在過去未来 あの人に逢ったなら
私はいつまでも待ってると 誰か伝えて
まるで喜劇じゃないの
ひとりでいい気になって
さめかけたあの人に 意地をはってたなんて
ひとつ曲り角 ひとつまちがえて
迷い道くねくね
読んだだけだとどう解釈しても『悲しいお話』なんだけどなあ・・・
・・『まるで喜劇じゃないの・・・』なのですね・・・。
なんとなくの『悲劇』も遠くから見ると『喜劇』になるのかね?!
チャップリンもそんな事言ってたなあ・・。
人生はクローズアップで見れば悲劇だが ロングショットで見れば喜劇・・・
・・・って観劇後思ってたら、
三谷さんがパンフレットにそんな事も書いてらして喜んだ!!
原作を読んで行ってたので・・・・
このややこしく、少しも面白くなさそうなお話が・・
(お話自体は感動的だけど)
ロシア人の名前・・・覚えられん!!・・・の複雑なお話が・・・・
・・・どのように『喜劇』になるのか?!
そこがもの凄くお楽しみだったのだけど・・・・
めっちゃよくできていた!!
ブラボ~~♪三谷さん♪・・・であった!
脚本そのままなのにねえ・・・♪
恐るべし・・・演出家という職業!!だわ・・・!
舞台始まる前に、このお芝居を説明するべく
青木さやかさんが、かる~~~く説明、
「ロシア人の名前って似すぎてますよね!!」
・・・そう!そうなんだよ~~!本当にそう!
脚本読んでて、何度人物紹介のページに戻ったことか!(笑)
そしてかる~く歌をお歌いになられたのだけど・・・
ここで掴みはバッチリ状態!
AKB48の『ヘビーローテーション』のメロディーに合わせて
歌詞替え・・・上手し!!
アントン~・チェ~ホフ~♪
桜の園・・・どんどん切られる桜の木
チェリー・オーチャード♪
間奏の合間に入る木を切り倒す『音』・・・。ちょっと泣ける。
役者さんも素晴らしかった!
ラネーフスカヤ(主人公)役の浅丘ルリ子さん・・・・
醸し出される『品』とは・・・こういうものか・・・
・・・を見させていただきました!
『品』って、出そうと思ってもでないもんね~~!
もう沁みついてらっしゃるので、否応なく出ちゃってる感じ・・。
それも嫌味なく・・・
だからこそ・・・少々ズレてるけど嫌味なき可愛い女主人が
めっちゃ合ってらっしゃる・・・。もう眼福でした!!
『桜の園』という場所・・そして思い出がないと
生きていけない主人公が
ラネーフスカヤ・・・この人が『過去』・・・
きっと『桜の園』を出て行っても・・・・この人・・
思い出にしがみついて生きる人なんだろうと思う。
ある程度の年齢を過ぎると・・・下の2人みたいには
生きられないのが人間なんだろうな・・と思ったり・・
そんなことを感じる今日この頃・・(笑)
時代が見えてない・・時代について行けない・・ってのも・・・
『喜劇』になるんだよなあ・・(笑)。
『桜の園』を出て・・そして次の『桜の園』を作るんだよ・・
アーニャ(大和田美帆さん)とトロフィーモフ(藤井隆さん)・・・
この2人が『未来』・・・
そして・・・決して悪い人ではないのにいい印象を最後まで持てない
ロパーヒン(市川しんぺーさん)・・・が『現在』・・・
『現在』って・・・たんたんと進むのに残酷で辛いものなのねえ・・。
などなど・・・現在過去未来に、登場人物それぞれを
当てはめて観ていると・・・いや~~~♪
チェーホフの脚本って・・・本当に素晴らしい!良くできてる!!
・・と感動でございました!!
最後に舞台に取り残された(春まで出られない・・ってとこで
笑いが起きてました!)召使いフィールス(江幡高志さん)の
セリフ・・・
これ脚本読んでて涙・・・だったんだけど・・・
少し変えてあったかな・・・舞台では・・・!
いや・・・あったけど聞き取れなかったのかな?
舞台に取り残されて横たわるフィールス・・・
「・・・この未熟者めが!」が最後のセリフだったけど・・
脚本ではこの前に
「一生が過ぎてしまった・・・まるで生きた覚えがないぐらいだ・・」
ってセリフが書いてあった・・・。
・・・現在過去未来・・・いろいろあるんだけど・・・
ひとつ曲り角 ひとつまちがえて 迷い道くねくね・・なんだろうけど・・
結局・・・このセリフなんだよね!!
「一生が過ぎてしまった・・・まるで生きた覚えがないぐらいだ・・
・・・ごにょごにょ(←ここブツブツ言うセリフ)・・
この未熟者めが!!」
いや・・・本当に良いお芝居を観にいけました!!
また・・・ぼちぼち戻れそうな・・・予感♪