一歩一会・・・♪

日々のお仕事の事や、趣味、旅行関係についての自分記録♪

『治天の君』観劇。

2016年09月22日 | こんなお芝居観てみました♪
9月22日(木・祝)伊丹アイホールにて劇団チョコレートケーキの
『治天の君』観劇。


劇団チョコレートケーキさんが、今回関西初めて初上陸ということで
どうなのかしら?・・・と思っていたのだが
脚本・構成・舞台美術・・・すべて素晴らしかった。
どうなのかしら?・・・と思っていたのだが
見ごたえめちゃくちゃアリアリで、2時間超えの舞台があっという間でした!

再演らしいです。そしてこの後、ロシアにもいかれるんだと!!
凄いね~~!!

大正天皇について・・・・
知らないことばかり・・・

劇団チョコレートケーキの座付き作家さんの古川健さんのコメントが
チラシに入っていたので抜粋。


私はこの物語を通じて「悲劇の王の肖像」を描きたかったのだと思っています。
生まれながらの王という事実は、私のような気楽な生まれの人間からすると、
悲劇的であり、また喜劇的でもあるように思えるのです。『王』という存在であることと、
生身の人間であること。この葛藤を背負って生きてきた全ての王に、私は尊敬と
同情を感じずにはいられません。


『王』なくてはならないけれど、『人間だもの・・・』・・・ということを
セリフの行間からめちゃくちゃ感じるお芝居でした。
・・・なんか・・・・いい芝居見たなあ!!・・・って感じのお芝居。


帰宅後、浅田次郎先生の『西太后』について書かれたところを読み直す。
(『アイム・ファイン』の『西太后の遺産』より)

宿命と戦って、勝てぬまでも負けないということは、
人間のなしうる最高の成果だと思う。


上記文章がお芝居を見ている間、頭の中流れていました・・・・。