「ラストレター」

1月27日（月）auスマートパスかなんかいうので映画1100円で見れることを知り
月曜日に映画鑑賞！岩井俊二監督の「ラストレター」です♪


とにかく「Love Letter」の大ファンであったので、これを見逃すわけにはいかない！
・・・期待満々で見に行ったが、裏切られなかった♪
構成というか作りはよく似てる。
みずみずしい時期の人たちを、みずみずしい映像と感覚で
切り取られた素敵な映画である。
それにしても・・・・どこにでもあるような場所・場面が・・・・
何故・・・・・
岩井監督の手にかかると・・・・切なく泣ける画面になるんでしょうか？
その、どこにでもある場面も・・・
いずれ時が過ぎれば・・・・変わるという事実の変わらない切なさ。

時が流れ「あのころ」とは変化した人たちと
（例えば「四月物語の松たか子さんやラブレターの中山美穂さん、豊川悦司さん）
今、みずみずしさマックスの「この子達（すずちゃん・森さん）」との対比。
今！美しい彼女たちを、終盤で福山さん演じる乙坂さんが撮る一枚のスナップ写真・・・
綺麗すぎて・・・溜息がでちゃう！！
この一枚を・・・・そのうち
「ああ・・・あの時のあの映画」って見れる日が来るのか来ないのかわかんないけど
「Love Letter」を見てて、この映画を見た「今」みたいな
気分になれるんだと想像のできる面白さよ・・・。

「ラストレター」は・・・・
精神を病んで、最後の手紙・メッセージを
最愛の娘に「書くこと」ができない母からの
お母さんが一番きれいだった時の思い出をメッセージとして・・・という意味かな。
ラストレターの内容は、冒頭シーンで出てくるんだよね！！
でもでもも、「ああ・・・どこでも流れる感じのあれね！」って感じで
観客（私だけか？！）さらっと聞き流しちゃってます・・・。
もっとちゃんと聞いとけばよかった！！
最後も流れるけどもさ・・・。

どこでどう間違えたのか、あかんやろこんな男・・・の役の
豊川さんは、チンピラなんだが素敵なので
この人なら・・・・「誘われれば間違いもあるかも！」って感じでストーリーにも納得。
中山美穂さんのなんだか疲れた感の中年のおばちゃん役にも・・・
「Love Letter」であんなにキラキラ綺麗だった女の子が・・・・・って感じだけども
それもなんだか・・・・いい。
時は過ぎるのよ・・・・。


笑えるけども、切ない映像美・・・・・・に、大拍手のこの映画。
やっぱり岩井俊二監督は偉大です！！