ブログ3年目(日記代わりに)

未破裂脳動脈瘤の手術体験(2018年)の記録のためブログを始めました。

入院日記第3日目(開頭クリッピング手術当日)

2018年05月11日 21時21分30秒 | 未破裂動脈瘤入院手術
いよいよ手術当日。
朝食抜きで水分も7時まで500ml限定でした。大事にちびちびと飲みました。
朝に主治医の先生が来られました。
「手術するのは左右どちらでしたっけ」と私に尋ね、「右です」と答えると、右のこめかみにマジックで丸を書きました。
左右を間違えないためだそうです。
手術当日に緊張している患者に確認・・・。間違ってたらどうなるんだろう。

その後、執刀医の先生も来てくれました。
爽やかな対応にすっかり安心できました。

時間となり、歩いて手術室に向かいました。
手術室はかなり広く、手術台に横たわりました。
台にヒーターが入っているのか、寝ると背中が温かでした。

麻酔の医師と手術室の看護師さん達が非常にフレンドリーで、くだけた会話を続けながら準備が進みました。
執刀医の先生が声をかけてくれました。準備や前段階が終わってから入室されるかと思いきや、最初から対応していただけるんですね。
前日に看護師さんにリクエストしていたモーツァルトがようやくかかり、麻酔の医師の「ぼーとしてきますよ」との声を聴き、眠りに落ちました。

※以下は麻酔中の話
 → 手術は10時から16時半まで
 → 術後に家族と会い目を合わせたとのことだが記憶無し
 → ベッドのままCT室に運ばれ、CTを撮影した   
とのこと

目が覚めたのはICU室で。
執刀医の先生から「無事にクリップできましたよ!」と伝えられものすごく安心しました。
簡潔に一番知りたい大事なことを伝えていただきました。
素晴らしい先生です

看護師さんに時刻を聞くと「21時」でした。
まだ夕方だと思っていたのでびっくり。
術後からさらに5時間も寝てました。

その後、何回か時刻を聞きましたが、時が経つのが遅く、夜が長かったです。
水をお願いしたら、飲食はNGとのことでした。



入院日記第2日目

2018年05月10日 17時25分05秒 | 未破裂動脈瘤入院手術
入院2日目。

言語機能、足の機能、手指の機能検査がありました。
手術前後でデータを比較するのだそうです。
脳の手術、という実感を強く感じました。

言語のテストでは、1分間で「か」から始まる言葉を思いつくままに話すというテストもありました。
テストが終わってから、「あれもこれも」といといろと言葉が思いつきました。
ちなみに10個以上思いついたので「合格」のようです。

午後に手術室の看護師さんが来室されました。とても気さくな明るい方で勇気づけられました。
心配が小さくなりました。
手術室で流す音楽の希望を聴かれ、クラッシックにしました。
モーツァルトが流れるそうです。

執刀医の先生と今日の手術室の看護師さんの言動で不安が無くなり、手術前夜ですが、睡眠薬を飲むことなく、朝まで熟睡できました。

未破裂脳動脈瘤手術 入院日記 第1日目

2018年05月09日 20時00分00秒 | 未破裂動脈瘤入院手術
今日から仙台市内の病院で入院・手術です。
自覚症状が全くないので自ら運転して病院に向かいました。

明後日(11日)に未破裂脳動脈瘤の開頭クリッピング手術を受けます。
昨年12月の脳ドックで未破裂脳動脈瘤が見つかり、手術を受けるか、経過観察とするかたいへん悩みましたが、今回執刀いただく先生の自信に満ちた説明を聞き、手術を決断しました。

9:15に病院到着。
病室に入り、病衣に着替え。
午前中に血圧測定と採血があり、午後は心電図、CT撮影、レントゲン撮影と盛りだくさんでした。

ちなみに、この病院では手術の執刀医と主治医は別の医師となっていて、主治医はとても若い先生です。
夕方に挨拶にいらっしゃいました。
その後、執刀医の先生から手術の説明を受けました。

雨の一日で、5月とは思えない肌寒さでした。