ブログ3年目(日記代わりに)

未破裂脳動脈瘤の手術体験(2018年)の記録のためブログを始めました。

入院日記第8日目

2018年05月16日 21時41分59秒 | 未破裂動脈瘤入院手術
夜中に痛み止めを服用して寝ていましたが、早朝5時過ぎに頭痛がありました。

起床後、主治医や看護師さんとの間で、頭痛を巡るいろいろなやり取りがありましたが、主任看護師さんの「痛いのはがまんしなくていいんだよ」という言葉を拠り所とすることにしました。

この他、今日は看護師さんから、さまざまな有益なアドバイスがありました。

先ずはベッドです。これまでフラット(水平)にして寝ていましたが、頭の方を持ち上げるように角度を付けてくれました。
これはむくみを改善するのに効果があるそうで、ベッドの上での体勢も気持ちも楽になりました。

昨夜で点滴は終わっていましたが、夜遅かったので昨夜は腕に付けたままだった点滴針が外れました!

頭痛のため、今日の入浴は見送るつもりでしたが、看護師さんに「傷口は清潔に!」と言われ入浴しました。

今日は、いろいろな看護師さんにたいへんお世話になりました。ありがとうございます。

夕方に主治医の先生が回診に来られ、痛み止めを強いものに変えることになりました。
頭痛が長引いていて回復の遅れを懸念している、と先生に伝えると、先生から「手術の翌日に歩いてICUから出てきてびっくりしたんですよ」と言われ自信がつきました!

その後、変更後の痛み止めを服用。

夜にナースステーションのところを通りがかると、主治医の先生が黙々とパソコンに向かっていました。
朝も早くに病室に来られていて、医師はたいへんな仕事です。
ちゃんと休めているのでしょうか。
ありがとうございます。

入院日記第7日目

2018年05月15日 19時36分17秒 | 未破裂動脈瘤入院手術
朝5時にナースステーションにアイスノンの交換に行くと、その場で血圧測定を指示され、そのまま採血となりました。
今朝は採血の予定で、昨夜から指示がありました。

ちなみにアイスノンですが、術後に一般病棟に戻ってから、気持ちが良いので枕の上(頭の下)にアイスノンを置いて寝ていました。
さらに時々、額に小さいサイズのアイスノンを載せて頭をサンドしてました。

時々軽い頭痛があり、顔のむくみがひどくなってきました(ただし自覚症状はありません)。
今日は独りで入浴しました。

頭痛がひどくなり、周期的にズキンズキンと痛みます。
高圧酸素治療で一時的に良くなりましたが、治療を終えて病室に戻ると頭痛が再発。
さらに寒気もあって布団をしっかりかぶって寝ました。

頭痛が治まったタイミングを見計らって夕食を完食。
体調が今ひとつのため、消灯時刻(21時)前に就寝しました。

その後、22時に看護師さんが来て、点滴を外してくれました。
(ただし、消灯時刻を過ぎていたこともあり、針は明日外すことになりました。)
術後は抗生物質の点滴もありましたが、最近は生理食塩水だけの点滴でした。
これで完全なフリーに!!!
トイレや移動が快適になりました。

入院日記第6日目

2018年05月14日 18時57分04秒 | 未破裂動脈瘤入院手術
午前4時30分にナースステーションに行き、痛み止めをもらいました。
朝、洗面所で鏡を見ると顔のむくみが激しく、自分の顔ながらびっくりです。
許可が出て、エコノミー症候群予防のため、手術当日から履いていたストッキングを脱ぎました!
さっぱりしました。

その後、MRIとCT検査を受けました。
普段なら検査のハシゴはブルーですが、無事に手術が終わっているので余裕です。

午後、初めての高圧酸素治療を受けました。
むくみと傷口をきれいにする効果があるんだとか。縋る思いです。

火が出ると危険なので、湿布薬などは厳禁。専用の病衣と不燃性のおむつを履きました。
カプセルの狭さや、1時間30分の治療中に尿意を催さないか心配でした。
治療室に行くと、カプセルは透明で、寝返りができる十分な広さがあり、テレビも観られて快適でした。事前の心配は杞憂でした。
途中で空腹を覚える程、リラックスでした。

高圧酸素治療を終えて、術後初めての入浴。
初めての入浴なので、脱衣所に看護師さんが控える見守り入浴。殿様の気分でした。
控えている看護師さんに配慮して、一応、「湯船に入ります」とか「まもなく上がります」と声をかけました。

入浴後、今まで痛みの都度、ナースステーションに出向いてもらっていた痛み止めを10回分まとめてもらえました。
自己管理で服用していいそうです。これは助かります。

その後、手術室の看護師さんが病室に来てくれました。手術当日はお世話になりました。
とても良い方です。
百戦錬磨の看護師さんも驚嘆する程、執刀医の先生は素晴らしい手術をされたようです。
看護師さんが術中に「こんな手術ができるのは先生だけ!」と称賛していたそうです。

この先生を信じて、執刀いただき感謝感謝です。
そういえば、食事中のこめかみの痛みが無くなっていました。




入院日記第5日目

2018年05月13日 18時50分29秒 | 未破裂動脈瘤入院手術
点滴が腕についている以外は、普段どおりに過ごしました。
友人夫妻がお見舞いに来てくれました。
感謝です。

主治医の先生が傷口に貼っていた大きなバンソウコを外してくれました。
手術の2日後に、早くも傷口を覆うものが取れました。
手術の翌日に、ICUの看護師さんがくれた手作りの帽子(サポーター?か何かで簡易的に作った伸縮自由の帽子です)をかぶって、傷口を隠しました。

今日からシャワーOKとのことでしたが、寒い日だったので看護師さんに洗髪してもらいました。
とても気持ち良かったです。
頭を清潔にするのが大事なんだそうです。
明日は風呂に入りたいと思います。

右のまぶた周辺がひどく腫れました。
痛みはないのですが、負けたボクサーのような顔をしています。

入院日記第4日目

2018年05月12日 18時37分43秒 | 未破裂動脈瘤入院手術
麻酔が効いていたのか、痛みや苦しみもなく一夜が明けました。
多少の苦しみを覚悟していましたが、何事もなく朝を迎えました。

主治医の先生が傷口を洗浄してくれましたが、ベッドに横たわったままなので枕が濡れてしまいました。

点滴を一本だけ残して、体に装着していた、呼吸器、その他の計器類が全部外れて楽になりました!
その後、ベッドのまま運ばれてCT撮影へ。
ベッドでの移動も貴重な経験です。
横になっているだけなので、殿様気分です。

執刀医の医師が回診され、「動脈瘤の血管の壁が薄かったので、手術して良かったですよ。」と言われ、納得!納得!手術を選択して良かった

昼食が出ました。
おかゆと刻んだおかずでした。
同室の方が水を飲んだだけで吐いていたので心配しましたが、美味しく完食しました。
手術の影響か、噛む度に、手術をした側の右のこめかみが痛みます。

体調も良く、歩いて一般病棟に移動しました。
ICUから一般病棟まで、補助も無く歩いたことに、若い医師がびっくりしていたそうです。
普段よくある頭痛よりも軽い痛みの頭痛がありました。

体調も良く、家族も夕方に帰りました。
夕方には、職場の上司に携帯からメールも送りました。
個室の病室でソファーに腰掛け、テレビ(ブラタモリ)を楽しみながら、消灯時刻まで気ままに過ごしました。
手術の翌日は、ナースステーション隣接のベッドで寝たきり、というような状況を想定していたので、驚きです。
こんなに自由放任で良いのか、と心配になる位です。

ただ、夜中の2時頃にナースステーションに行って、頭痛の痛み止めをもらいました。
我慢できない、というよりも予防的にでした。