相互乗り入れに向けて検討が進められているえちぜん鉄道と福井鉄道。6月に行われた4回目の事業検討会議(福井市都市戦略部交通政策室 資料ページ)では、田原町駅の改修図面など資料は示されたものの、設備更新に必要な費用の負担割合や、そもそもえちぜん鉄道のLRT(日本でいう次世代路面電車化)の根拠となる新幹線福井駅高架への乗り入れ問題など、山積する課題が多く、実現時期が不透明となっている。
こうした中、福井県が相互乗り入れに先行して、両社の運賃を一本化する検討に入ったとのこと。
記事一覧 .えち鉄と福武線、運賃一本化検討 県、相互乗り入れ先駆け(福井新聞 2011年11月9日午前7時27分)
現在は、福井鉄道・えちぜん鉄道相互の利用に当たって、それぞれの初乗り運賃(福鉄180円・えち鉄150円)がかかるが、両社の運賃体系を一本化することにより初乗り運賃の支払いが1回で済み、より安く両社の路線を使っての旅行が可能となるそうである。また運賃一本化に合わせ、両社共通の券売機の導入も検討されるという。
相互乗り入れを行うにあたって重要なのが費用対効果となっている。今回の運賃一本化は、相互乗り入れを行うに当たって採算性が取れるかどうかの判断材料になるという。初乗り運賃の支払いが少なくなることで金銭面では利用しやすくなるが、あとは運行ダイヤの設定や周辺交通の連携などが重要となるだろうか。両社の鉄道の利用を促進するという意味では、運賃一本化の効果は期待できると思う。
こうした中、福井県が相互乗り入れに先行して、両社の運賃を一本化する検討に入ったとのこと。
記事一覧 .えち鉄と福武線、運賃一本化検討 県、相互乗り入れ先駆け(福井新聞 2011年11月9日午前7時27分)
現在は、福井鉄道・えちぜん鉄道相互の利用に当たって、それぞれの初乗り運賃(福鉄180円・えち鉄150円)がかかるが、両社の運賃体系を一本化することにより初乗り運賃の支払いが1回で済み、より安く両社の路線を使っての旅行が可能となるそうである。また運賃一本化に合わせ、両社共通の券売機の導入も検討されるという。
相互乗り入れを行うにあたって重要なのが費用対効果となっている。今回の運賃一本化は、相互乗り入れを行うに当たって採算性が取れるかどうかの判断材料になるという。初乗り運賃の支払いが少なくなることで金銭面では利用しやすくなるが、あとは運行ダイヤの設定や周辺交通の連携などが重要となるだろうか。両社の鉄道の利用を促進するという意味では、運賃一本化の効果は期待できると思う。