キャリアデザイン・コミュニケーション科のBlog(ブログ)

東京福祉専門学校(2012年4月~)キャリアデザイン・コミュニケーション科の学生生活・最新情報をお伝えします

コミュニケーション演習の授業!

2009-07-24 23:22:45 | Weblog
人と初めて会ったときや新しい環境に変わるときなど、さまざまな場面で自己紹介を行う機会ってあるけど、そのたびに「自分ってなんだろう?」って表現に困ることってあるよね。

今日のコミュニケーションの授業では
「私は●●●。」という文章を20個くらい書き出してもらったよ!



例えば、
「私は女である。」
「私は体を動かすことが好きだ。」
「私は怠け者だ。」…などとにかく思いつくままにたくさん書き出してもらいました!




ある程度書き終わったら、近くの友達とお互いの紙を見せあいっこしました。




普段一緒に授業を受けたり、お昼ごはんを食べたりしている仲でも
「えっ、そうだなんだ~。」と意外な一面を知ったり、
「あっ、これ私も~♪」と共通部分を知れたりと自分自身を振り返ることもできたし、友達の性格だったり、趣味、役割、所属…などなど改めてお互いのことを知るいい機会になったね。


さらに、今度は4人~6人くらいの班になり、その班の人たちの目に見えない「共通部分」を探していったよ!!



「和食と洋食だったら和食派」
「みんな昭和生まれ。」
「みんなサッカーをやったことがある」 …など、なかなか短時間で共通部分を探していくことは難しいかったけど、それでも知恵を出し合って
「みんなAB型以外~」と逆の発想を使って共通部分を出してきたところもあったよ!
チームとしての共通点を見つけたことで、なんだかよりお互いの距離が縮まった感じがするね。


そして、次は



いくつか与えられた項目のうち、当てはまりそうな友達の所に行って、
それが「YES」であればその人からサインを
それが残念ながら「NO」であれば、また違う人のところに行き、
最終的に全項目のサインを集めることができれば終了できるというゲームを行いました。


項目の中には
「ゲテモノ料理を食べたことがある」とか
「廊下に立たされたことがある」などちょっと興味深い項目もあり、
「この人はありそうだな~」という人をみんな真剣に予想していました(笑)

 


結果、意外な人が「廊下に立たされたことがある」と答えたり、
逆に「表彰状をもらったことがある」という質問が一番多かった人もいたね!


そして授業の最後には、
先生から出される6つの指示に従って絵を描いていったよ!

先生の指示は全く同じなのに、それぞれが描いた絵は

  

全く違うものになったね!


「画用紙の右上から左下へ流れ星を書いてください。」
という指示に



落ちてくる星の線を長~く描いた人もいれば短く描いた人もいたね。

「もし全く同じ絵を全員で描くとしたらどうしたらいいかな?」という質問には
「指示を出す人(発信者)がもっと細かく具体的に指示を出したほうがいい」
「絵を描く人(受信者)も細かく質問をしたほうがいい」と発信者、受信者の双方がとても大切だという結論が出たよ!


今回は具体的な指示がなかった分、全く違う作品が出来上がったけど、それぞれ感じ方や捉え方が違うから違って当然。むしろ答えのあるものじゃないから、みんな正解で、これが個性というもの!!


今日は、自己概念=つまり自分というものをたくさん知ってもらいました。
自分の個性、人の個性を受け止めていってもたえたらいいなーと思います!!