有名観光地のある旅先でのこと
必ず耳にすることば
それは
“食事どうする?”
現地の名物料理が1~2品だったら
簡単ですが
すぽると平井さんみたいに
“ぎゅっと凝縮”
というわけにはなかなか行きません。
そんなある時
ふと頭に浮かんだ言葉があります。
“海外から来た人は
日本の「食」をどう思っているのか”
あほの一つ覚えみたいに
“日本食の代表は
お寿司とてんぷら”
そういう人が実に多い。
30年前ならそれで十分だったかもしれません。
考えてみれば
現代の日本は飽食時代で
お米を主食としていても
パンがお米の座を奪い
食事の大半だったり
人によっては
おかずだけしか食べなかったり
様々です。
では
今、日本食(和食)とは何かと聞かれたら
どう答えるか・・・、
私ならば間違いなく
こう答えるでしょう。
“一昔前なら普通は、
洗脳されている「てんぷら」や「お寿司」でしょうが
実は違うんです。”
現代日本の日本食とは・・・、
「ラーメンです」
そう答えます。
醤油味、味噌味、豚骨味、鶏がらスープ味が
代表する日本独自の麺類食文化ですと答えます。
中華では?
そう言われそうですが
中国で日本のラーメンみたいな現地料理を見たことがない。
イタリア料理のようにスープの代わりに出す感じです。
さらに付け加えるなら
「カレーと焼肉も人気和食です」
そう答えます。
カレーってインドでは?
焼肉って韓国では?
そう言われるかもしれませんが
インドのカレーは、
日本のカレーと少し香辛料の配合が違うためか
甘さや辛さが微妙に異なり別物に感じます。
一方
日本のカレーは、
大皿に平たくご飯を盛り
その上にだらっとかけたり
とんかつをトッピングしたり
日本独自の食文化に変化してしまっている。
また、
焼肉も
韓国のプルコギは
基本味付け肉を鉄板で焼いて食べる。
しかも豚肉が基本。
一方、日本の焼肉は
素材重視のため
生肉を焼いた後に
醤油ベースのたれやおろしだれに漬けて食べる。
焼き方も
炭火網焼きが主流となっている。
それともうひとつ
パン食も日本食になっているように感じます。
パンが何故?
そう言われそうですが
パンといっても
菓子パン惣菜パンのことです。
日本には当たり前に
どこの街に行っても
焼きたてパン屋さんがあります。
そこには
アンパンやカレーパン、
メロンパン、クリームパン、
タマゴサンド、焼きそばパン、コロッケパン、
オニオンチーズパンなど
所狭しといろいろ並んでいます。
ところが
こんなパン屋さんは日本独自の文化だと
ほとんどの人は知らない現実があります。
クリームパンやアンパンなど
中に入っているのは日本独自のパンです。
海外だと上に塗るか置く、
具を挟むというのが主流です。
だから
日本流の独自食文化になってしまっていると思うのです。
ロシアのピロシキでも
オーブンで焼いたピザというかパイというか
具を抱え込んでいるようなものしか見たことがない。
そう考えたら
日本独自に進化した食文化っていろいろあると思うのです。
讃岐うどんの独特のコシ
釜揚げうどんという食べ方にしても、
沖縄の軟骨ソーキののったカツオ出汁の沖縄そばにしても、
全国に食べ方の異なるお好み焼き(もんじゃも含む)にしても、
同じく全国に食べ方の異なるおでんにしても、
冬の食材をどっと入れてごった煮する「なべ」も然りだし、
ざるそばもしかりです。
茹でて熱いのを瞬時に冷やして
出汁つゆに漬けて食べるなど
あまり海外では見かけない。
肉じゃがにしても
きんぴらごぼうにしても
なすの田楽にしても
ひややっこ、
湯葉や生麩、
納豆、しば漬けやたくあん・・・
ものすごくいっぱいある。
味(特に隠し味)にこだわりのある食は
すべて日本食に通じるものがあると
思っています。
カツオや昆布などで出汁を取り
下ごしらえをする料理や、
味噌などの調味料も独特のものだと思います。
ただ・・・
残念ながら、
醤油は、
似たような物が海外にも結構存在する・・・。
というわけで
「寿司」
「てんぷら」
だけの時代は
終わったと思います。
ついでにお菓子でも
豆もち、きなこおはぎ、みたらし団子、
栗のモンブランも海外では見たことない。
コンソメ味のポテチも独自です。
全部十分に日本の食文化だと思います。
そうそう
日本食の代表を忘れていました。
緑茶です。
ノンカロリーのお茶は絶対に人気になるはず。
あと
デザートで思い出しました。
温州ミカン!
柔らかい皮で
手で剝けるのは画期的なはずです。
柑橘類が多く存在する世界各国のくだもの事情でも
温州ミカンは
簡単に食べられ甘くて美味しいという意味で
絶対に日本いちの果物だと思います。
ただし
あくまでも個人的見解です。
もうひとつついでに
日本独自の文化で思いつくのは
ラウンドワンです。
ひとつの建物に
ボーリング、カラオケ、
ビリヤード、バッティングマシン、
サッカーゲーム、ピッチングゲーム、
釣堀、3オン3、
卓球、
アーケードゲ-ム、メダルゲーム、
クレーンゲーム、
プリクラなどがある。
しかも
客層がバラエティに富んでいる。
カップルからファミリー、
個人客まで対応しているところがすごい。
昭和の時代には
不良の溜まり場みたいなことが語られ
悪い印象でしたが
今は楽しい印象の遊び場で昭和の印象は皆無です。
ここ3年海外に行っていないので
特に韓国や上海あたりの情報が古いので
新たに出来ていそうな感じがしますが・・・。
こう考えると
日本は
悲観的になるより
楽観的になった方がいいのかもしれません。
日本にはこんなにすごい文化がある。
きっと
この現実を知れば
どこの国からも憧れられるから。
私自身
らーめん好きだからかもしれませんが・・・
ラーメンが日本全国どこの街に行っても
700円前後で必ず食べれる国って
日本だけでしょう。
しかも美味しい店が多い。
そうそう、大事なことがもうひとつ、
食の安全面も
日本が誇れる文化だと思います。
中国のように
ドブ油を
屋台や食堂で使うことは絶対しないし
食べた人の身体に少々悪影響が出ても
利益には代えられないという考えもない。
安全で新鮮かつ良い食材を使い
その店独自の味を出すという食のプロが
日本にはいっぱいいるのです。
当たり前のような感じですが
これも十分に誇れる日本食文化だと思います。
。。。。。
必ず耳にすることば
それは
“食事どうする?”
現地の名物料理が1~2品だったら
簡単ですが
すぽると平井さんみたいに
“ぎゅっと凝縮”
というわけにはなかなか行きません。
そんなある時
ふと頭に浮かんだ言葉があります。
“海外から来た人は
日本の「食」をどう思っているのか”
あほの一つ覚えみたいに
“日本食の代表は
お寿司とてんぷら”
そういう人が実に多い。
30年前ならそれで十分だったかもしれません。
考えてみれば
現代の日本は飽食時代で
お米を主食としていても
パンがお米の座を奪い
食事の大半だったり
人によっては
おかずだけしか食べなかったり
様々です。
では
今、日本食(和食)とは何かと聞かれたら
どう答えるか・・・、
私ならば間違いなく
こう答えるでしょう。
“一昔前なら普通は、
洗脳されている「てんぷら」や「お寿司」でしょうが
実は違うんです。”
現代日本の日本食とは・・・、
「ラーメンです」
そう答えます。
醤油味、味噌味、豚骨味、鶏がらスープ味が
代表する日本独自の麺類食文化ですと答えます。
中華では?
そう言われそうですが
中国で日本のラーメンみたいな現地料理を見たことがない。
イタリア料理のようにスープの代わりに出す感じです。
さらに付け加えるなら
「カレーと焼肉も人気和食です」
そう答えます。
カレーってインドでは?
焼肉って韓国では?
そう言われるかもしれませんが
インドのカレーは、
日本のカレーと少し香辛料の配合が違うためか
甘さや辛さが微妙に異なり別物に感じます。
一方
日本のカレーは、
大皿に平たくご飯を盛り
その上にだらっとかけたり
とんかつをトッピングしたり
日本独自の食文化に変化してしまっている。
また、
焼肉も
韓国のプルコギは
基本味付け肉を鉄板で焼いて食べる。
しかも豚肉が基本。
一方、日本の焼肉は
素材重視のため
生肉を焼いた後に
醤油ベースのたれやおろしだれに漬けて食べる。
焼き方も
炭火網焼きが主流となっている。
それともうひとつ
パン食も日本食になっているように感じます。
パンが何故?
そう言われそうですが
パンといっても
菓子パン惣菜パンのことです。
日本には当たり前に
どこの街に行っても
焼きたてパン屋さんがあります。
そこには
アンパンやカレーパン、
メロンパン、クリームパン、
タマゴサンド、焼きそばパン、コロッケパン、
オニオンチーズパンなど
所狭しといろいろ並んでいます。
ところが
こんなパン屋さんは日本独自の文化だと
ほとんどの人は知らない現実があります。
クリームパンやアンパンなど
中に入っているのは日本独自のパンです。
海外だと上に塗るか置く、
具を挟むというのが主流です。
だから
日本流の独自食文化になってしまっていると思うのです。
ロシアのピロシキでも
オーブンで焼いたピザというかパイというか
具を抱え込んでいるようなものしか見たことがない。
そう考えたら
日本独自に進化した食文化っていろいろあると思うのです。
讃岐うどんの独特のコシ
釜揚げうどんという食べ方にしても、
沖縄の軟骨ソーキののったカツオ出汁の沖縄そばにしても、
全国に食べ方の異なるお好み焼き(もんじゃも含む)にしても、
同じく全国に食べ方の異なるおでんにしても、
冬の食材をどっと入れてごった煮する「なべ」も然りだし、
ざるそばもしかりです。
茹でて熱いのを瞬時に冷やして
出汁つゆに漬けて食べるなど
あまり海外では見かけない。
肉じゃがにしても
きんぴらごぼうにしても
なすの田楽にしても
ひややっこ、
湯葉や生麩、
納豆、しば漬けやたくあん・・・
ものすごくいっぱいある。
味(特に隠し味)にこだわりのある食は
すべて日本食に通じるものがあると
思っています。
カツオや昆布などで出汁を取り
下ごしらえをする料理や、
味噌などの調味料も独特のものだと思います。
ただ・・・
残念ながら、
醤油は、
似たような物が海外にも結構存在する・・・。
というわけで
「寿司」
「てんぷら」
だけの時代は
終わったと思います。
ついでにお菓子でも
豆もち、きなこおはぎ、みたらし団子、
栗のモンブランも海外では見たことない。
コンソメ味のポテチも独自です。
全部十分に日本の食文化だと思います。
そうそう
日本食の代表を忘れていました。
緑茶です。
ノンカロリーのお茶は絶対に人気になるはず。
あと
デザートで思い出しました。
温州ミカン!
柔らかい皮で
手で剝けるのは画期的なはずです。
柑橘類が多く存在する世界各国のくだもの事情でも
温州ミカンは
簡単に食べられ甘くて美味しいという意味で
絶対に日本いちの果物だと思います。
ただし
あくまでも個人的見解です。
もうひとつついでに
日本独自の文化で思いつくのは
ラウンドワンです。
ひとつの建物に
ボーリング、カラオケ、
ビリヤード、バッティングマシン、
サッカーゲーム、ピッチングゲーム、
釣堀、3オン3、
卓球、
アーケードゲ-ム、メダルゲーム、
クレーンゲーム、
プリクラなどがある。
しかも
客層がバラエティに富んでいる。
カップルからファミリー、
個人客まで対応しているところがすごい。
昭和の時代には
不良の溜まり場みたいなことが語られ
悪い印象でしたが
今は楽しい印象の遊び場で昭和の印象は皆無です。
ここ3年海外に行っていないので
特に韓国や上海あたりの情報が古いので
新たに出来ていそうな感じがしますが・・・。
こう考えると
日本は
悲観的になるより
楽観的になった方がいいのかもしれません。
日本にはこんなにすごい文化がある。
きっと
この現実を知れば
どこの国からも憧れられるから。
私自身
らーめん好きだからかもしれませんが・・・
ラーメンが日本全国どこの街に行っても
700円前後で必ず食べれる国って
日本だけでしょう。
しかも美味しい店が多い。
そうそう、大事なことがもうひとつ、
食の安全面も
日本が誇れる文化だと思います。
中国のように
ドブ油を
屋台や食堂で使うことは絶対しないし
食べた人の身体に少々悪影響が出ても
利益には代えられないという考えもない。
安全で新鮮かつ良い食材を使い
その店独自の味を出すという食のプロが
日本にはいっぱいいるのです。
当たり前のような感じですが
これも十分に誇れる日本食文化だと思います。
。。。。。
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