花ぞ咲きける
戊戌睦月廿二日、昼前には関東南部の雪は本降りとなり、枯木に花咲くを見る。しかし、花咲の翁の姿も灰を撒いた痕跡も見当たらなかった。
雪降れば冬籠りたる草も木も春に知られぬ花ぞ咲きける
ゆきふれば ふゆこもりたる くさもきも はるにしられぬ はなぞさきける
紀貫之『古今和歌集・巻六冬歌323』
深深とaria奏でしG線の上にしんしん雪ぞ咲みける
しんしんと アリアかなでし ゲーせんの うへにしんしん ゆきぞゑみける
熱燗を酌みし花咲翁媼の月雪花をほろ酔ひて愛づ
あつかんを くみしはなさか おうおうの つきゆきはなを ほろよひてめづ
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photographed:2018/01/22
quoted:『古今和歌集 巻六冬歌』
written:2018/01/22 〜 25
elaborated:2018/01/24 〜 27
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戊戌睦月廿二日、昼前には関東南部の雪は本降りとなり、枯木に花咲くを見る。しかし、花咲の翁の姿も灰を撒いた痕跡も見当たらなかった。
雪降れば冬籠りたる草も木も春に知られぬ花ぞ咲きける
ゆきふれば ふゆこもりたる くさもきも はるにしられぬ はなぞさきける
紀貫之『古今和歌集・巻六冬歌323』
深深とaria奏でしG線の上にしんしん雪ぞ咲みける
しんしんと アリアかなでし ゲーせんの うへにしんしん ゆきぞゑみける
熱燗を酌みし花咲翁媼の月雪花をほろ酔ひて愛づ
あつかんを くみしはなさか おうおうの つきゆきはなを ほろよひてめづ
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photographed:2018/01/22
quoted:『古今和歌集 巻六冬歌』
written:2018/01/22 〜 25
elaborated:2018/01/24 〜 27
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