V=4/3πr³

詩と物語を紡ぎます

無題(long version)

2022-03-30 15:19:15 | poem

無題

 櫻の花の満開の空の下の
 春爛漫の彌生の空の下で
 わたしは現在を生きている
 現在だけを生かされている

 過去は過ぎ去り未来は未だ来ず
 ただ現在だけの瞬間の連続する

 咲き誇る満開の謳歌する地表の上の
 彌生の春の爛漫の眩しい地表の上で
 現在を生きている櫻もまた
 現在だけを生かされている

 櫻とわたしと
 現在だけの瞬間の連続する

 ただそれだけの
 なんと愛おしい春なのだろう




   _written
   2022/03/28〜03/30
   _photograghed
   2022/03/28



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4 コメント

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詩句も画像も (夢見)
2022-03-30 18:07:26
素敵です

言葉の闇の中に潜む狂気が滲み現れてくるような
妖しさもあり
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Unknown ()
2022-03-31 10:57:44
現在だけの瞬間の連続 何て素敵な言葉☆
そうなんですよね、その瞬間瞬間を大事に生きて 大事な素敵な人生が出来上がるのですよね。素敵です☆
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Unknown (tsukasafjt)
2022-03-31 22:47:59
夢見さま。
身に余るようなお褒めの言葉、嬉しゅうございます。妖しさは『桜の精』のなせる技、でしょうね。
有難うございます。
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Unknown (tsukasafjt)
2022-03-31 23:04:44
碧さま。
お褒めいただき有難うございます。

瞬間の連続を生きる、と書くのは易しいですが、それを行うのは大変でしょうね^^;
過去や未来は仮想現実に過ぎないと解っていても、それに囚われ『現在を忘れる』愚かさもまた、人間ならではのオモシロさなのかもしれません。
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