つとめて
四年目の父祥月命日に寄す
三十分置きに眠りの破られて完全覚醒せし午前四時
さんじつぷん おきにねむりの やぶられて かんぜんかくせい せしごぜんよじ
洗顔し水汲みて居間に戻りたる我が眼の端に揺らめきし影
せんがんし みづくみてゐまに もどりたる わがめのはしに ゆらめきしかげ
耳の奥擬音喩ふる能はざる心の支へ頽るる音
みみのおく ぎおんたとふる あたはざる こころのささへ くづほるるおと
四年目の祥月命日線香をあげ涙ぐむ冬のつとめて
よねんめの しやうつきめいにち せんかうを あげなみだぐむ ふゆのつとめて
一頻り偲び溢せし涙眼に仙人掌由縁の緑優しき
ひとしきり しのびこぼせし なみだめに さぼてんゆかりの みどりやさしき
その時を慮れど導なし身罷りし事実重く背負いて
そのときを おもんぱかれど しるべなし みまかりしじじつ おもくせおひて
******
written:2017/12/20
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Yahooブログ『ことの葉天氣堂』
https://blogs.yahoo.co.jp/tsu81ka7026sa91fjt
和歌『つとめて』
https://blogs.yahoo.co.jp/tsu81ka7026sa91fjt/15538393.html
併せてご覧戴ければ幸いです。
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四年目の父祥月命日に寄す
三十分置きに眠りの破られて完全覚醒せし午前四時
さんじつぷん おきにねむりの やぶられて かんぜんかくせい せしごぜんよじ
洗顔し水汲みて居間に戻りたる我が眼の端に揺らめきし影
せんがんし みづくみてゐまに もどりたる わがめのはしに ゆらめきしかげ
耳の奥擬音喩ふる能はざる心の支へ頽るる音
みみのおく ぎおんたとふる あたはざる こころのささへ くづほるるおと
四年目の祥月命日線香をあげ涙ぐむ冬のつとめて
よねんめの しやうつきめいにち せんかうを あげなみだぐむ ふゆのつとめて
一頻り偲び溢せし涙眼に仙人掌由縁の緑優しき
ひとしきり しのびこぼせし なみだめに さぼてんゆかりの みどりやさしき
その時を慮れど導なし身罷りし事実重く背負いて
そのときを おもんぱかれど しるべなし みまかりしじじつ おもくせおひて
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written:2017/12/20
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Yahooブログ『ことの葉天氣堂』
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和歌『つとめて』
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