V=4/3πr³

詩と物語を紡ぎます

おおゆき

2018-01-22 16:25:00 | daily tsukasa
*おおゆき*



ゆかり、です。
さ、む、い、です、ぶるぶるつ。

ゆきが、わんさか、ふつていますよ。
さん、よん、せんち、つもつてます。

これからが、ぴーく、だそうです。
しめつた、ゆきなので、すべりやすい、そうです。

あしもと、きをつける、です。
ぺんぎんあるき、で、ぺたぺたあるき、てんとうよぼう、ですよ。


*************
 2018/01/22 16:25 pm
*************

雨上がり

2018-01-18 06:16:00 | daily tsukasa
*雨上がり*



濡れた路地を踏み越えて
湿った大気を泳いでいる

夜の雨は足早に過ぎ去り



痕跡ばかりが冷え冷えと

水の精に抱かれたままで
朝が朱く朱く滲んでいる


*************
 2018/01/18 06:16 am
*************


葉牡丹

2018-01-17 07:00:00 | poem
     葉牡丹



ラジオのニュースは十分置きに
頻りと雨の到来を強調していて
天気予報に至っては西から東へ
殆んど布教じみた信仰の祈りだ

あの街は既に大粒の雨に濡れて
廿三年目の法要が始まっている
灯籠に火を点すのが大変らしい
こちらは雨の匂いもしないのに

ポータブルラジオはしめやかな
天気予報の預言が厳かに厳かに
西から東へ低気圧の祝福を伝え
夕方には春雨に洗礼される街だ

渇き切っている夜明けの葉牡丹
写真に撮って君にメールしたら
濡れた葉牡丹の夢を見たんだと
洗い立て滴る顔で泣く写真一葉





******************
 written:2018/01/11 〜 17
 elaborated:2018/01/17
 photographed:2018/01/11, 16
******************



アロエの夢

2018-01-15 12:35:00 | daily tsukasa
*アロエの夢*



何年?ぶりに『アロエ』の花と出逢った。

アロエの花を見ていると、何故か精神(こころ)が【ジュラ紀】に飛んでしまう。

アンモナイトやイクチオサウルスが泳ぎまくっている海。ステゴサウルスの群れとアロサウルスが睨み合う草原。大空を滑空するランフォリンクスと始祖鳥。その下にソテツやイチョウの生い茂る森。
つい、うっとりしてしまう。
アロエが見ている『夢の世界』を覗いているような。

『アロエ』の花が、なぜ【ジュラ紀】と結び付いているのか、謎。わたしにもわからない。


***************
 2018/01/15 12:15 pm
***************