2009 No.23 6/25~6/28
作者:アガサ・クリスティー(早川書房クリスティー文庫)
評価・・・★★★★ 4.0
クリスティーが別名義で書いた普通小説です。
あらすじは、かんたんにいうと「名家の若く美しい女性が、どこの馬の骨ともわからない(が、妙に不思議な魅力をもった)男と駆け落ちするまでとその数年後の物語」を、彼女を愛していた別の男性の視点から描いたもの。
なぜ彼女がそのような行動をとったかの謎が知りたくて読み進めていきました。
彼女のとった行動も謎ですが、彼女自身どこか謎めいた人。彼女と駆け落ちすることになった男から、ラストの数ページで、彼女に対する思いや、彼女がとったある行動についての全容が明らかにされます。それでもやっぱり彼女は謎めいた存在のまま…
文庫裏の解説には「キリスト教的博愛をテーマに描く至上の愛の小説」とあるので、そのあたりに答えを見いださなければならないようです。
ある意味、ミステリよりもミステリアスな作品かもしれないです。
作者:アガサ・クリスティー(早川書房クリスティー文庫)
評価・・・★★★★ 4.0
クリスティーが別名義で書いた普通小説です。
あらすじは、かんたんにいうと「名家の若く美しい女性が、どこの馬の骨ともわからない(が、妙に不思議な魅力をもった)男と駆け落ちするまでとその数年後の物語」を、彼女を愛していた別の男性の視点から描いたもの。
なぜ彼女がそのような行動をとったかの謎が知りたくて読み進めていきました。
彼女のとった行動も謎ですが、彼女自身どこか謎めいた人。彼女と駆け落ちすることになった男から、ラストの数ページで、彼女に対する思いや、彼女がとったある行動についての全容が明らかにされます。それでもやっぱり彼女は謎めいた存在のまま…
文庫裏の解説には「キリスト教的博愛をテーマに描く至上の愛の小説」とあるので、そのあたりに答えを見いださなければならないようです。
ある意味、ミステリよりもミステリアスな作品かもしれないです。