『任侠ヘルパー』で、剛くんは任侠の世界に生きる人物を演じています。これまでにない男っぽい役柄で、言葉づかいの悪い強面の男を、月並みな言い方だけど、本当に役の人物になりきって演じられていると思います。
セリフだけなら誰でも言えるけど、ドスをきかせた言い方や、いかにも任侠もんって感じの歩き方とそぶり、威圧感たっぷりのオーラなど、心を含めてからだ全体で彦一を演じきっています。
そんな彼を見て、改めて思い起こしたのが漫画『ガラスの仮面』の主人公・北島マヤ。以前からもずっと思っていたのですが、このマヤとの共通点が多いなぁ、と思うのです。
『ガラスの仮面』は言わずと知れた少女漫画界の名作中の名作。特に取り柄のなかった少女・マヤが女優の才能を開花させて、様々な出来事を経験しながら女優の道と、幻の名作『紅天女』の主役を目指す物語です。
『ガラスの仮面』が一番おもしろいのは、平凡な容姿で、一見どこにでもいそうな少女マヤが、演劇の場では信じられないような情熱と輝きを放って、見ている人に圧倒的な感動をもたらすというところ。そういうところにカタルシスを感じて、はまってしまうんですよね。
マヤはその“ぱっと見”で、いつも人から馬鹿にされたり、見下されてしまうのですが、演技に入ったとたん、言葉遣いはもちろん、動作や雰囲気まで別人のようになってしまい、見ている人の度肝を抜きます。
マヤのライバル・姫川亜弓も言っていたけど、登場人物がもっている個性に、マヤが演じることで新たな魅力がプラスされて、その役柄の人物とマヤ自身がますます光り輝いていきます。
そういうところ、剛くんにもあるなぁ、と思うのです。
私は長年剛ファンですから、性格的にもルックス的にも彼がとっても魅力的であると思っています。
でも、剛ファンでない人や、特に剛くんに否定的な人から見ると、剛くんはいつも“どこにでもいる普通の人みたい”と言われますよね。
私も、剛ファンでなかったから、きっと同じように思ったかもしれないとよく感じます。
でも、ドラマや映画の中の剛くんは、いつもその役柄の人物になりきっていて輝いています。
「これがあの剛くんなの!?」と何度思ったことでしょう。
剛くんの演じている登場人物が愛しくてたまらない、と思ったことは数え切れないほどあります。
その登場人物がもともと魅力的だからなのか、演じ手が魅力的だからなのか…きっと、どっちもそうなんでしょうね。その両方がぶつかりあって、とてつもない輝きが生み出されたんだろうな。
私は剛くんのドラマでこれまで一番好きな作品は『TEAM』と『スタアの恋』でした。『TEAM』では文部省の若手官僚を、『スタアの恋』ではしがないサラリーマンを演じていました。
『TEAM』で演じた風見は、最初は小生意気な役人という感じでしたが、少年事件に立ち向かっていくうちに一皮も二皮も向けて熱い男に生まれ変わっていく様子がとても魅力的に見えました。
『スタアの恋』では、ハム会社のサラリーマンで、身につけているスーツなどもしょぼくれた感じで、ホントにさえない感じだったのですが、スタアのヒカル子を好きになり、彼女のために行動したり、彼女を守ろうとする場面では、画面から魅力があふれ出るような感じを覚え、『草介さん(役柄の名前)、キラキラしすぎ!』と逆に焦ってしまったこともありました。
この2作品のリピート回数を遙かに上回ってしまったのが、この『任侠ヘルパー』。毎回最低5回は見直してしまう。どんなに忙しくても、寝る前や出勤前に見てしまうのです。
私は剛くんの舞台作品はほとんど見ていない(見たくても見られなかった)ので、それらの作品を除くと、この『任侠ヘルパー』が私の中で歴代の役者・剛の作品のナンバーワンになりそうです。
でも、もちろん今後もこの作品をもっと超える素晴らしい作品に剛くんが出逢うことを期待しています。
天才・北島マヤに比べると、剛くんはまだまだ滑舌など修行が必要だと思うし、マヤにはない魅力を剛くんはもっていると思う。バラエティーや歌とダンスなど、ノリにノっているときの剛くんはキラキラモード全開ですし、何より剛ファンには彼がそこにいるだけで光り輝いて見えるんですよね。
そういうわけで、そっくり!と同一視しているわけではありません、念のため。
でもマヤにも言えることだけど、剛くんは素晴らしい作り手たちと、指導者にも恵まれてきたと思います。力があっても、それを見抜き、それをさらに伸ばしてくれる人に出会えなかったら、今の剛くんはなかったと思います。
『任侠ヘルパー』では、黒木メイサちゃんなど素晴らしい共演者に恵まれているし、そのほかにもゲスト俳優さん、脚本、演出、音楽などにも恵まれていると思っています。
剛くんを支えてくれている人たちに改めて感謝しなきゃ!
そして、私たちファン自身も、剛くんにとってその支えの一つでると思っていたいです。(生意気かな~)
剛くんの演技に触発されて、ついついこんな演技論もどきの記事を書いてしましました。
上手く書けなくてごめんなさい
でも、今感じていることを表に出せたので、今夜はぐっすり眠れそうです
セリフだけなら誰でも言えるけど、ドスをきかせた言い方や、いかにも任侠もんって感じの歩き方とそぶり、威圧感たっぷりのオーラなど、心を含めてからだ全体で彦一を演じきっています。
そんな彼を見て、改めて思い起こしたのが漫画『ガラスの仮面』の主人公・北島マヤ。以前からもずっと思っていたのですが、このマヤとの共通点が多いなぁ、と思うのです。
『ガラスの仮面』は言わずと知れた少女漫画界の名作中の名作。特に取り柄のなかった少女・マヤが女優の才能を開花させて、様々な出来事を経験しながら女優の道と、幻の名作『紅天女』の主役を目指す物語です。
『ガラスの仮面』が一番おもしろいのは、平凡な容姿で、一見どこにでもいそうな少女マヤが、演劇の場では信じられないような情熱と輝きを放って、見ている人に圧倒的な感動をもたらすというところ。そういうところにカタルシスを感じて、はまってしまうんですよね。
マヤはその“ぱっと見”で、いつも人から馬鹿にされたり、見下されてしまうのですが、演技に入ったとたん、言葉遣いはもちろん、動作や雰囲気まで別人のようになってしまい、見ている人の度肝を抜きます。
マヤのライバル・姫川亜弓も言っていたけど、登場人物がもっている個性に、マヤが演じることで新たな魅力がプラスされて、その役柄の人物とマヤ自身がますます光り輝いていきます。
そういうところ、剛くんにもあるなぁ、と思うのです。
私は長年剛ファンですから、性格的にもルックス的にも彼がとっても魅力的であると思っています。
でも、剛ファンでない人や、特に剛くんに否定的な人から見ると、剛くんはいつも“どこにでもいる普通の人みたい”と言われますよね。
私も、剛ファンでなかったから、きっと同じように思ったかもしれないとよく感じます。
でも、ドラマや映画の中の剛くんは、いつもその役柄の人物になりきっていて輝いています。
「これがあの剛くんなの!?」と何度思ったことでしょう。
剛くんの演じている登場人物が愛しくてたまらない、と思ったことは数え切れないほどあります。
その登場人物がもともと魅力的だからなのか、演じ手が魅力的だからなのか…きっと、どっちもそうなんでしょうね。その両方がぶつかりあって、とてつもない輝きが生み出されたんだろうな。
私は剛くんのドラマでこれまで一番好きな作品は『TEAM』と『スタアの恋』でした。『TEAM』では文部省の若手官僚を、『スタアの恋』ではしがないサラリーマンを演じていました。
『TEAM』で演じた風見は、最初は小生意気な役人という感じでしたが、少年事件に立ち向かっていくうちに一皮も二皮も向けて熱い男に生まれ変わっていく様子がとても魅力的に見えました。
『スタアの恋』では、ハム会社のサラリーマンで、身につけているスーツなどもしょぼくれた感じで、ホントにさえない感じだったのですが、スタアのヒカル子を好きになり、彼女のために行動したり、彼女を守ろうとする場面では、画面から魅力があふれ出るような感じを覚え、『草介さん(役柄の名前)、キラキラしすぎ!』と逆に焦ってしまったこともありました。
この2作品のリピート回数を遙かに上回ってしまったのが、この『任侠ヘルパー』。毎回最低5回は見直してしまう。どんなに忙しくても、寝る前や出勤前に見てしまうのです。
私は剛くんの舞台作品はほとんど見ていない(見たくても見られなかった)ので、それらの作品を除くと、この『任侠ヘルパー』が私の中で歴代の役者・剛の作品のナンバーワンになりそうです。
でも、もちろん今後もこの作品をもっと超える素晴らしい作品に剛くんが出逢うことを期待しています。
天才・北島マヤに比べると、剛くんはまだまだ滑舌など修行が必要だと思うし、マヤにはない魅力を剛くんはもっていると思う。バラエティーや歌とダンスなど、ノリにノっているときの剛くんはキラキラモード全開ですし、何より剛ファンには彼がそこにいるだけで光り輝いて見えるんですよね。
そういうわけで、そっくり!と同一視しているわけではありません、念のため。
でもマヤにも言えることだけど、剛くんは素晴らしい作り手たちと、指導者にも恵まれてきたと思います。力があっても、それを見抜き、それをさらに伸ばしてくれる人に出会えなかったら、今の剛くんはなかったと思います。
『任侠ヘルパー』では、黒木メイサちゃんなど素晴らしい共演者に恵まれているし、そのほかにもゲスト俳優さん、脚本、演出、音楽などにも恵まれていると思っています。
剛くんを支えてくれている人たちに改めて感謝しなきゃ!
そして、私たちファン自身も、剛くんにとってその支えの一つでると思っていたいです。(生意気かな~)
剛くんの演技に触発されて、ついついこんな演技論もどきの記事を書いてしましました。
上手く書けなくてごめんなさい
でも、今感じていることを表に出せたので、今夜はぐっすり眠れそうです