10/14 DVDにて鑑賞。
評価・・・★★★ 3.0
<あらすじ>
キャンプに向かう子どもたちを乗せた飛行機が事故に遭い、一人息子のサムを亡くしたテリー。事故から14ヶ月経っても哀しみは癒えなかった。
ある日、サムの写真が一枚残らず消えてしまい、テリーは夫の仕業と疑う。しかし夫は、自分たちに子どもはなく、サムはテリーの妄想だと言う。
信じられないテリーは、同じ事故で一人娘を亡くしたアッシュに会いに出かけるが、アッシュも自分に娘などいないといい・・・
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ネタばれ注意!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最初はサスペンスのつもりで見ていたので、中盤から異星人の存在がちらつくようになってからは冷や汗ものでしたが、最後は母の強い愛に感動できました。
地球人の母と子の強い絆を理解できない異星人が、子どもを拉致して親から子の記憶を奪うという実験をしていたというのが飛行機事故の真相だったのです。
他の親たちはみんな子どもを忘れたのに、テリーだけは忘れなかった。
テリーから記憶を消すことができなければ自分が責任を取らされると話す異星人・・・異星人の世界も結果を出さないとタイヘンなのね(笑)
子どもの記憶を無くすためには子どもと最初に対面した記憶が必要だと、異星人はテリーに出産時の記憶を思い出させる。
だけど、テリーはサムを忘れなかった。
なぜなら、母親にしてみれば、子どもを出産したときに初めて子どもと認識する訳ではないから。おなかに命が宿ったことを知り、その命を自分の中で育んでいるのだと感じたとき、既にそこには母と子の絆が存在しているから・・・
そのことを理解できていなかった異星人は最後の実験にも失敗。そしてどこかに吸い込まれて空の彼方に消えちゃいました♪
自宅近くの公園に戻ってきたテリーはそこでサムと再会! アッシュとその娘にも再会。でもテリー以外はみんな拉致された記憶がなくなっているみたいでした。とりあえず最後はハッピーエンドでよかった。
テリーからサムを奪ったのが異星人ではなく国家だったらもっと面白かったかも。