はじめてのスケッチ

水彩スケッチ教室に通い始めたのは、昨年の11月。
ちょうど、1年が過ぎました。

描いても、描いても、なんだか、ちっとも思うようなものが、描けないなぁ～
と、ずっと思って過ごしてきました。

今日、ちょこっと整理していましたら、
なんと、はじめて描いたスケッチが、出てきました。

わたしが、スケッチを描いてみようと思ったのは、
永沢まことさんというイラストレーターの方の本に出会ってからです。

それまでも、仕事などで絵を描くことはありましたが、
本格的にスケッチをすることは、ありませんでした。
やったことといえば、デッサンですね。

永沢まことさん方式は、構図を考えず、下書きも全くせずに、
ペンで描くというものです。
今まで、色々な水彩画の本や、スケッチの本は、購入していましたが、
まったく実行してきませんでした。

これが、永沢まことさんのやり方で初めてやったスケッチです。
下書きもなしに、描いてみて、
「やっぱり、わたしは、才能ないわ。」

この絵を、仕事仲間の建築士さんに見せました。
すると、「いいんじゃない？」

それで、わたしは、やる気になりました。
ちょうど、8月でした。
つくばエクスプレスも、8月末に開通しました。
そして、わたしは、永沢まことさんのお弟子さんの
Ｓ先生のスケッチ教室に通うことにしました。

Ｓ先生は、ただのＯＬ（失礼！！）から、ステキな絵を描くようになった方です。
この事実も、わたしには、とても衝撃で、またとても励みになっています。

なかなか思うように絵が、描けないとき、ふと昨年のこの絵を思い出します。
そして、友人が、わたしの肩を押してくれたことに感謝しています。

この絵を見ると、美大では劣等性だったわたしでも、
ちょっとは進化できるのだと思い、自分で自分に元気付けられもします。