11月3日の河北新報に限界集落の問題が掲載されていた。
内容は人間が一度手を入れた自然は適切な管理を行わないと
災害や環境などの様々な問題が発生する。
国土全体の問題と捉えるべき・・という視点からのものであった。
このような美しい風景が次々消えていくことでいいのだろうか?
(写真は山古志村の棚田)
一方、2007年のものですが
効率性からみた質問がありました。
「最近の地方活性化関連報道を観ていると、人口が減ってきている限界的な地域の
建て直しを何とか応援しようとする報道が多い。
日本の総人口が減ってくる傾向の中、経済的に成り立ちづらい末端の地域に
いつまでも居座って、医療が不足だの、福祉の手が届かないなどと言っている
住民は、国民の税金財産を無駄に使わせる原因を作っている我がまま人間なのでは無いのでしょうか。
限界集落があるから山野が守られているとかいう人がいるけれども、
人がいない地域の保全をどうするか考える方が安上がり、
効率的であるのは明らかだと思います。
このような報道が横行する背景、考え方を教えてください。
参考ですが、スペインのマドリッドからグラナダまでの約5時間の列車の
旅をした際、マドリッドから一歩外にでると一切住居は無く畑ばかりでした。
地域ごとの拠点都市に集中して人々が住んでおり、畑には拠点都市から出かけて対応しているので、人口がたった
3000万人でも住んでいるところの賑わいは
失われず、インフラも効率的に提供されていました。
端っこにまで住み着くのは贅沢だと思うのですけど。」
という質問に多くの回答はコスト重視という印象を抱いたらしく否定的な意見が多かった。
しかし、あえてこのように問題を提起したことにより多くの人達の意見が集まったことは意義があると思う。
ただし、その多くの意見でも今後人口減少が進むことを前提としていた。
つまり政府に少子化への政策は期待していないのだろう。
私は地域住民が必要なサ-ビスを地方自治体が供給できなければ国ではないと思う。
どこへ住んでも一定のサ-ビスが確保され安心できるからこそ自由な移動が
可能なのです。「経済的に成り立ちづらいから移動すべきだ」では何らかの要因で大きく経済が悪化した地域へ住む住民は、
経済の良い地域へ移動しなければならないということになる。
しかし、その地域も経済的に成り立っていた時期はあったはずです。
では、なぜ成り立たなくなったのか?をただすことこそが大事なの
ではないでしょうか。
それに人口減少の元である少子化は便利で効率的な都会だと進まないのでしょうか?
不便で非効率的な田舎だから少子化が進むのでしょうか?
女性が子どもを産まない大きな要因は子どもが小さいうちの子育てへの不安では
無い。
その後の教育費の負担増や必要な教育を受けさせられるかへの不安、またそのことによる
就職への不安、また自分達の生活の不安が拡大し未来に期待がもてないため「産まない」のではなく「産めない」のだ。
そこの不安が解消されれば少子化も自ずと解消されるはずではないだろうか。
その部分の解決を目指す、そこから男女共同参画推進なるものを論じるべきなのではないだろうか・・・と
私は思う。
内容は人間が一度手を入れた自然は適切な管理を行わないと
災害や環境などの様々な問題が発生する。
国土全体の問題と捉えるべき・・という視点からのものであった。
このような美しい風景が次々消えていくことでいいのだろうか?
(写真は山古志村の棚田)
一方、2007年のものですが
効率性からみた質問がありました。
「最近の地方活性化関連報道を観ていると、人口が減ってきている限界的な地域の
建て直しを何とか応援しようとする報道が多い。
日本の総人口が減ってくる傾向の中、経済的に成り立ちづらい末端の地域に
いつまでも居座って、医療が不足だの、福祉の手が届かないなどと言っている
住民は、国民の税金財産を無駄に使わせる原因を作っている我がまま人間なのでは無いのでしょうか。
限界集落があるから山野が守られているとかいう人がいるけれども、
人がいない地域の保全をどうするか考える方が安上がり、
効率的であるのは明らかだと思います。
このような報道が横行する背景、考え方を教えてください。
参考ですが、スペインのマドリッドからグラナダまでの約5時間の列車の
旅をした際、マドリッドから一歩外にでると一切住居は無く畑ばかりでした。
地域ごとの拠点都市に集中して人々が住んでおり、畑には拠点都市から出かけて対応しているので、人口がたった
3000万人でも住んでいるところの賑わいは
失われず、インフラも効率的に提供されていました。
端っこにまで住み着くのは贅沢だと思うのですけど。」
という質問に多くの回答はコスト重視という印象を抱いたらしく否定的な意見が多かった。
しかし、あえてこのように問題を提起したことにより多くの人達の意見が集まったことは意義があると思う。
ただし、その多くの意見でも今後人口減少が進むことを前提としていた。
つまり政府に少子化への政策は期待していないのだろう。
私は地域住民が必要なサ-ビスを地方自治体が供給できなければ国ではないと思う。
どこへ住んでも一定のサ-ビスが確保され安心できるからこそ自由な移動が
可能なのです。「経済的に成り立ちづらいから移動すべきだ」では何らかの要因で大きく経済が悪化した地域へ住む住民は、
経済の良い地域へ移動しなければならないということになる。
しかし、その地域も経済的に成り立っていた時期はあったはずです。
では、なぜ成り立たなくなったのか?をただすことこそが大事なの
ではないでしょうか。
それに人口減少の元である少子化は便利で効率的な都会だと進まないのでしょうか?
不便で非効率的な田舎だから少子化が進むのでしょうか?
女性が子どもを産まない大きな要因は子どもが小さいうちの子育てへの不安では
無い。
その後の教育費の負担増や必要な教育を受けさせられるかへの不安、またそのことによる
就職への不安、また自分達の生活の不安が拡大し未来に期待がもてないため「産まない」のではなく「産めない」のだ。
そこの不安が解消されれば少子化も自ずと解消されるはずではないだろうか。
その部分の解決を目指す、そこから男女共同参画推進なるものを論じるべきなのではないだろうか・・・と
私は思う。