大谷、大谷、大谷

シェークスピアのハムレットより

フィルダーとブラウン、どちらが評価が高いのか

2011-10-02 19:10:42 | MLB

http://espn.go.com/mlb/stats/batting/_/seasontype/2/league/nl

項目   フィルダー   ブラウン

打率  .299(15位) .332(2位)

本塁打 38本(2位)  33本(6位)

打点  120点(2位) 111点(4位)

OBS  .981(3位)  .994(1位)

OBP  .415(2位)  .397(5位)

SLG  .566(2位)  .597(1位)

 本塁打で1位タイだったフィルダーは、最終戦でケンプが本塁打を打ち、本塁打王を逃す。

 ブラウンは惜しくも首位打者を逃す。

 打率の低いフィルダーが、出塁率(OBP)でブラウンを勝り、本塁打の少ないブラウンが長打率(SLG)でフィルダーに勝る。

 フィルダーは四球で勝り(107>58)、ブラウンは三塁打で勝る(6>1)。

 最も大きな違いは、盗塁数でブラウンが勝る(33>1)。

MVPの投票で選考委員はどう判断したか。

ちなみにWARは、ブラウンが2.5も高い 

 選手    攻撃  + 守備  = 計

 フィルダー 5.9 + ▲0.7 = 5.2

 ブラウン  7.1 + 0.6 = 7.7

どちらが上が個人の判断によるしかないが、私はフィルダーを選ぶ。


プーホルス、最終打席は凡打で.299

2011-10-02 18:49:59 | MLB

http://espn.go.com/mlb/stats/batting/_/seasontype/2/league/nl

最終戦を残してのプーホルスの打率 

 574打数 172安打 打率.2997 = .300

最終戦の成績は、5打数1安打

 安打、凡退、凡退、凡退、凡退 

1打席終了時 .301

2打席終了時 .300

3打席終了時 .2998 = .300

4打席終了時 .299

5打席終了時 .2988 = .299 

 確かに、最終打席に.299で四球ではないが、3割で終えようと思えば、3打席で交代すればよかった。

 交代しなかったのは、99打点で100打点に1点不足していたからだっと思う。

 もう1安打を放ち、1打点を上げていたら、3割と100打点を達成できていた。

 その代わり、諦めていたプレーオフ進出に出ていたから良しとしたい。


MLB、日本人選手の新人王と投票

2011-10-02 17:50:39 | MLB

新人王は、1995年の野茂投手、2000年の佐々木投手、2001年のイチローの3人のみ。 松井は惜しくも2位。

1995年 野茂 118点 (2位は104点のC.ジョーンズ) 13勝6敗 2.54 (サイヤング賞でも29点で4位)

2000年 佐々木 104点 (2位は83点) 2勝5敗37セーブ 3.16

2001年 イチロー 138点 (2位は73点のサバシア) 8本塁打69打点 .350 56盗塁  MVP 首位打者 盗塁王

 以下、得票のあった選手。

2002年 4位 石井 16点 14勝10敗 4.27

2003年 2位 松井秀 84点 (1位は88点) 16本塁打106打点 .287

2004年 2位 高津 44点 (1位は138点) 6勝4敗19セーブ 2.31  アリーグ

  〃   3位 大塚 23点 (1位はジェイソン・ベイ) 7勝2敗2せーブ 1.75  ナリーグ

  〃   6位 松井稼 1点 7本塁打44打点 .272

2005年 4位 井口 30点 (2位はカノーで57点) 15本塁打71打点 .278 15盗塁 (成績ではカノーに勝る)

2006年 4位 城島 10点 (1位バーランダー、2位パペルボンと最強投手) 18本塁打76打点 .291

  〃   7位 斎藤 2点 (1位H.ラミレス、7位フィルダー等) 6勝2敗24セーブ 2.07

2007年 4位 松坂 12点 (1位はペドロイア) 15勝12敗 4.40

2008年 6位 福留 4点 (2位にボット) 10本塁打58打点 .257

 


サイヤング賞、満票で選ばれた投手、1990年以降

2011-10-02 17:24:39 | MLB

今年は両リーグ、満票となりそうだ。

2010年 ナリーグ  ハラディ  21勝10敗 2.44

2007年 ナリーグ  ピービー  19勝6敗 2.54

2006年 アリーグ  J.サンタナ  19勝6敗 2.77

2004年 アリーグ  J. サンタナ  20勝6敗 2.61

2002年 ナリーグ  R.ジョンソン 24勝5敗 2.32

2000年 アリーグ  P. マルティス 18勝6敗 1.74

1999年 アリーグ  P. マルティス 23勝4敗 2.07

1998年 アリーグ  クレメンス 20勝6敗 2.65

1995年 ナリーグ  マダックス 19勝2敗 1.63

1994年 ナリーグ  マダックス 16勝6敗 1.56

  松坂のMLB入団時は、サンタナが全盛期。

  剛のマルティンス、柔のマダックスと対照的だが、他の投手を凌駕していた。

  小宮山がメッツ入団時は、日本のマダックスと言われていた。

 


1位票が満票のMVP

2011-10-02 17:08:20 | MLB

どこにも変わり者がいるもので、満票は多くないと思う。 1990年以降。

2009年 ナリーグ   プーホルス

2002年 ナリーグ   ボンズ

1997年 アリーグ   グリフィ

1996年 ナリーグ   カミニティ

1994年 ナリーグ   バグウェル

1993年 アリーグ   トーマス

 カミニティについては、全く印象がない。 他の選手は納得できる。

 トーマスとバグウェルのファンだった。

 グリフィとボンズは、当時のアリーグとナリーグの最強打者と言われていた。

 数年前の、プーホルスとロドリゲスのようなものだ。

 


MVPの発表は、11月22日と23日

2011-10-02 16:45:56 | MLB

http://sportsillustrated.cnn.com/2011/writers/jon_heyman/09/30/award.picks/index.html?sct=mlb_wr_a3

投票済みだが、発表はワールドシリーズ後に、MVP、サイヤング賞、新人王などが、小出しに発表される。

筆者のランキング、同感すべき点が多い。

 アリーグ MVP (私のランキング)

1位 バーランダー (同じ)

2位 エルズベリー (同じ)

3位 グランダーソン (同じ)

4位 カブレラ (バティスタ)

5位 バティスタ (ペドロイア)

6位~10位 略

 LVP(MVPの反対) ワース (同じ)

 ナリーグ MVP

1位 ブラウン (フィルダー)

2位 フィルダー (ケンプ)

3位 ケンプ (ブラウン)

4位~10位

 アリーグ サイヤング賞 (同感)

1位 バーランダー  - 満票でなかったら不正あり

2位 ウィーバー

3位 シールズ

 ナリーグ サイヤング賞 (同感)

1位 カーショウ  - ハラディに1~2票あるかも?

2位 ハラディ

3位 リー

 以下略

サイヤング賞は、受賞者は決定、焦点は満票であるかどうか。

MVPは、僅差の争いで、同点の場合も考えられる。 同点だと2人受賞となるのだろうか?

 


フィルダー、打率.299の最終打席で四球を選ぶ

2011-10-02 16:23:09 | MLB

http://sportsillustrated.cnn.com/2011/writers/jon_wertheim/09/30/prince.fielder/index.html?sct=mlb_wr_a2

過去25年間、一人もいなかったそうだ。

3割を打ちたいがために、ボールの球にでも手をだして、その結果42%が安打を打っている。

http://www.baseball-reference.com/boxes/MIL/MIL201109280.shtml

長距離打者だから、単に打率は気にかけたなかったのではないか、その打席に集中してたまたま四球になったのだと思う。

3割を打ちたいという、本人の意識が高くなかったのだろう。

4割なら周りの期待も高いが、通算打率でもないし、まあ、良く調べたものだ。

フィルダーの成績を見ると、2009年にも.299の打率。

この年の最終打席は、敬遠の四球。 これはこの記事には触れていない。

四球と敬遠の四球は、BBとIBBと別の範疇に入っているので書かなかったのかもしれない。

または、知らなかったのかもしれない。