09.12/19-10.1/1四国八十八ケ所車巡礼の旅
これまで神仏にあまり縁のない生活をしてきました。でもこの頃、お寺を訪れるとなぜか心が安らぐようになってきました。そんななか、以前から興味のあった四国八十八ケ所の巡礼に行ってきました。計画してみると50日以上かかることがわかり、日程の都合で今回は車で行いました。結果、日数14日(四国巡礼日数は9日)、車中泊13泊、走行距離3,620キロ(四国内走行距離1,500キロ)というものでした。19日自宅を出発し20日徳島に入り、翌21日一番札所霊山寺から巡礼を開始しました。本堂と太子堂で般若心経を読経します。たどたどしい自分の読経ですが、なぜか声が詰まり涙が出てきてしまいました。今回お参りしたお寺はほとんど国宝、重要文化財のすばらしい寺院でした。読経後に納経所でご朱印をいただきあたたかい言葉をかけていただきました。町中にあるお寺さんに近隣のかたが集い自然にお参りする姿が印象的でした。巡礼中の宿泊は全て車の中、ほとんど道の駅の駐車場を利用しました。クリスマスイブの24日に利用した道の駅「すくも」はユニークな場所でした。道の駅内にカラオケ店、そして焼き鳥お好み焼き店までありました。もちろんうまい生ビールありでした。29日八十八番札所大窪寺にお参りし巡礼を結願した後、和歌山に向かい高野山奥の院にて弘法大師に巡礼結願のお礼参りをいたしました。これほどの素晴らしい旅は初めてでした。今回私は車遍路でしたが、随所で若い歩き遍路の方々を見かけました。不安な現代に強く惹きつけるものが四国遍路にありました。今年の花咲くころに第2回目の遍路を企画しております。興味のある方はお問い合わせください。 四国第1夜目12/20の宿泊場所道の駅第九の里(徳島県鳴門市) 12/21第一番札所霊山寺発心の寺、巡礼用品もここで購入しました。 12/21第十二番札所焼山寺、標高938mの山腹に建っている。積雪があり冬の時期は雪に備えた準備が必要です。 12/22宿泊地道の駅宍喰温泉(徳島県海陽町) 隣接されたホテルで温泉入浴できた。 12/23第二十四番札所最御崎寺、高知県室戸岬の突端に建つ寺。近くにある岬の灯台から雄大な太平洋の眺めがすばらしかった。 室戸岬灯台からの太平洋 12/23第三十一番札所竹林寺(高知市)隣接地に牧野富太郎記念植物園がある。 12/24の宿泊地道の駅「すくも・高知県宿毛」敷地内にカラオケ店、焼き鳥屋さんがあった。めずらしい道の駅でした。 生ビールとお好み焼きもおいしかったです。 12/25の宿泊は適当な場所がなくやむを得ず、四十七番札所八坂寺の駐車場を使用させてもらった。駐車場内にトイレがありました。 12/26途中念願の道後温泉で昼湯を楽しみました。 もちろん松山城も忘れませんでした。 12/26は道の駅「今治湯の浦温泉」で宿泊翌日朝6時から朝市が開かれていました。 12/28弘法大師誕生と伝えられている七十五番札所善通寺の駐車場入り口の大師うどん。おいしく安い讃岐うどん。 12/29いよいよ結願の日です。朝一番に八十二番札所根香寺(高知県高松市)にお参り。朝日がゆっくり照らし始めました。 第八十八番札所大窪寺、四国霊場 結願の地です。 巡礼開始9日目でした。これから一番札所霊山寺にお礼参り後、フェリーで和歌山市に渡りました。 徳島港南海フェリー乗り場 12/30お礼参りの高野山です。 12/31紀伊半島を縦断し熊野本宮に参拝 那智大社にも参拝しました。 平成二十一年元旦伊勢神宮にも参拝してきました。想像を絶する参拝の車、人人人参拝してよかったです。 防寒対策マットレス×2枚、羽毛布団×1枚、寝袋×2 毎日車中で乾燥させました。 車中ではガスコンロとフライパンを多用しました。 コンビニでおでんを購入温めて食べました。 残った汁にインスタントラーメンを入れ仕上げです。 アルコールは途中の酒の安売り店で2~3日分購入してコストダウン? 今回使用したメモリーナビ、SONY NV-U75Vすべての札所が電話番号検索で行けました。4-5か所現地で確認が必要なところもありましたが、すぐれものです。 ワンセグで最終日の大晦日の夜、紅白歌合戦の大好きな矢沢のエイチャンの歌を聴き感激しました。