はっとうじの瓶詰め
変なタイトルでごめんなさい。
ツユマメの田舎(鳥取県西部の山ん中)では アイツ のことを
はっとうじ と呼びます。
生まれてから田舎を離れるまでの18年間
全国共通の呼び名と思いこんでたので、広島に来て
通じなかった時の驚きはそうとうでした。
というより
鳥取県にはあんなにたくさん居た アイツ が
広島にはあんまり居ないことにも驚き2倍でした。
アイツとは・・
冬場になると、見ない日は無いぐらい
親近感?のある存在で、洗濯物の中にはいてあたりまえ。
縁側のカーテンをゆさゆさ揺すると 2、3匹はあたりまえ。
多い時には10匹ぐらいが バラバラっと落ちるぐらい居ます。
ストーブをつけて部屋をぬくめると
アイツ は出てきて
部屋の真ん中、蛍光灯の下あたりを
ぶーーんぶーーんと羽音を響かせて回遊をはじめます。
ちょうど、その周回経路に勉強机を置いていたツユマメは
ぶーーんぶーーーんの羽音が止まるとドッキリ!
だって。
背中や肩、ひどい時には頭に止まってたりするですもん。
受験勉強とアイツ、切っても切れない関係です?!
もう、
おわかりですね。
アイツ とは ・・・
カメラ寄りすぎ!
そう、
カメムシです。
カメムシの中でも、この茶色いやつを
ツユマメのいなかでは はっとうじ と呼びます。
ほんっとに、この はっとうじ
冬になると大量発生します。
外に逃がしたって すぐにまた洗濯物に潜り込んだり
家の中に戻ってくるし。
ティッシュに包んでゴミ箱に捨てたぐらいじゃ
すぐにごそごそと脱出してしばらくしたら
蛍光灯の下をブーーン。
だからといってつぶすと臭くてやれんし。
というわけで
ツユマメの田舎あたりではどうやって退治するかというと
用意するものは二つ。
割り箸1セットと
大きめのコーヒー瓶。
コーヒー瓶は割り箸が中に入るように
ネスルとかの大瓶がよいです。
そして
はっとうじを見つけると、その割り箸で
えいっと捕まえて
瓶の中にポイっ。
そしてあわてて蓋をする。
まさに
臭いものにふた!
そのセットは特に大量発生しやすい窓辺や
洗濯干場あたりに常駐。
1週間も貯めれば、瓶の中にうじゃほどたまります。
それを見るたびに
ツユマメのばあちゃん。
「臭いがなければ佃煮にして食べてみるのになぁ」
とつぶやきます。
ひと冬に一体何度 この佃煮発言がでることか!
ほんとに佃煮にでもできるぐらいの量が
あっという間にたまるんです。
そんな身近な存在だったはっとうじくん。
広島市内ではほとんど見ることがないのですが
今年は何かが違うっ!
家の中でももう数匹見つけたし、
サンリブの床を這っているのも目撃したし。
今年は、多いみたいです。
はっとうじが多い年は大雪が降るとの言い伝えもあります。
そろそろスノボシーズン。
今年は良質の天然雪で滑ることができるのでしょうか。楽しみ!
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「瓶詰め」というタイトルに惹かれてやってきたのですが、なんと、カメムシとは!!
最近島根に引っ越した弟夫婦が「家の中に何十匹もおる~!」と騒いでいたのは、本当だったのですね。
その時初めて、カメムシが多いと雪が多い、という話を聞きました。この年になってもまだ、知らないことが多いものです。
また来ますね。
時々のぞかせていただいています。
「はっとうじ」
広島でも、県北では、そう呼びますよ!
みなさんにどうしてるかと聞くと、捕まえてペットボトルに詰めてるというので、私もそうしてます^^;
でも、瓶詰めにしたカメムシって、そのあとどうするんですかねえ??
カメムシ、今年は、確かに、多いですねえ。雪、多くなるかな?
初めてコメントさせていただきます。
こちら三次では「はっとじ」馴染みですよ。
あの臭いが無ければ許せるのですが・・・
見つけたらやっぱり割り箸とコーヒーの空き瓶ですよね。中に少し灯油を入れておけば臭いを出させずに処理できるらしいですよ。
ちなみに洗濯もに付いているのは要注意。
私は下着の中に居たやつに噛まれました。
ニオイが無ければ佃煮に・・・止めた方がええですよ、食べられる身なんか無さそうで歯の隙間にはさまりそう。
夏にトマトを摘みに行ったフジ菜園さんは、ペットボトルを加工したカメさん捕獲機を自作していたはずじゃが?
まあ,今のウチにはたんまり出るが・・・素手で捕まえたり紙に載せたりしてなるべく平和的に屋外に退場願っている。臭いのと飛んだらウルサイのがかなわんね。
カメ!と叫んだら一瞬動きを止めるの知っとった?
こないだ仕事着のジャージを(ちゃんとたたんでタンスに収めていたやつ)はいたら、足をざわざわと這い上がる感触が・・
わおw!とすぐに脱いだのに、しっかり臭いがプーン(涙)
仕事行く前で、洗っても洗っても臭いが取れず、一日中ブルーでした。
我が家ではカメちゃんと呼びますが、ガムテープにペッタンコで、処分。
ツユマメさんの話をきいていたら、ガムテープが何個あっても足りそうにないですね。
はじめまして。コメントありがとうございます。
瓶詰の期待、裏切ってすみません。
田舎には本当にうそだろ!ってぐらいいるんです。
理科室の掃除の時、実験道具を入れる棚の中に一冬で何匹閉じ込めれるかをみんなで競ったぐらい、いるんです!
>風和土さんへ
はっとうじ、言うんですね。
ペットボトルですか。今風ですね。
確かに分別収集できないですよね・・・。
いつか思い切って中身だけ土にかえすのがいいかもしれませんね~。臭!
>もものかあさんへ
コメントありがとうございます。
三次では「はっとじ」ですか。
どこにアクセントがあるんでしょう?
灯油を入れておくとは臭さ倍増な気がするんですが。。。
私なんて、子どもの頃、食卓に皿に盛って並べてたレタスの裏側にいつのまにかひそんでいやがって!食べたことがあるんですよ~(悲劇)
>mizufujiさんへ
確かに歯の間にはさまりそうですね。
つまようじ片手にいただきましょう(笑)
自作捕獲機!いつか見せてもらわなくっちゃ。
>えすあーるさんへ
ここにもそんなにいましたか?
最近はほとんどいないけどな。
えすあーるさんちのほうが、うちより通り1本分山に近かったからでしょうか?!
今度みかけたら「カメ!」と叫んでみます。
>チェリーさんへ
そうなんです。
お出かけ前に服の中にいるのが一番悲惨ですよね。
遅刻しそうになりますよね~。
こないだ、首の後ろのほうでごそごそして、そのあと臭くて大変でした。