紫陽花(あじさい)

2010-06-10 18:53:58 | Weblog
紫陽花の学名は「水の容器」という意味で「ヒドランジア又はハイドランジア」と言います。
6~7月に赤紫から青紫の花を咲かせますが、花の色は土壌のphなどの影響を受けるため
「七変化」とも言われます。だから花言葉が「浮気」とか「移り気」なのかな。
以前学校の庭に植えてあった紫陽花の土壌に、当時まだ許されていた焼却炉の灰を撒いたところ
翌年の紫陽花の花の色が全く代わってしまったと母が嘆いたことがありました。
紫陽花の花を見るとまた母のことを思い出します。
今回のいけばなは前回に続いて投入、留め方はたての添え木留めです。
花材は紫陽花と鉄砲ユリ、姫みずきでした。
たての添え木留めはしっかりした花材を選び根元を二つに割り、添え木と主枝をかみ合せる。
添え木は花器の底に、主枝の切り口は花器の内壁にしっかり着ける。
後は大胆に美しく全体をよく見て生けていきます。
紫陽花を切り花にするときは切り口に焼きみょうばんを擦り付けると持ちがよくなるそうです。
次回は7月。七夕飾りを生けてみたい。