美容業に求められる介護福祉

2010-06-17 16:15:07 | Weblog
本年度より2年生を対象とした美容実践理論の授業の中に『美容業に求められる介護福祉』の
講義と演習を導入しました。今日(2回目)の授業ではベッドや椅子から立ち上がるときの
立ち上がり介助、杖歩行の介助、杖なし歩行の介助、階段の上り下り、セット椅子や
シャンプー台と車イスの間の移乗、車イスの移動の仕方などの演習を行いました。
歩行・車イス介助は介護者と要介護者が気持ちを一つにしなくてはなりません。
これから行うことの説明と呼吸を合わせるための声かけがコミュニケーションをスムーズにします。
お年寄りが自発的に起きよう、歩こうとする動作を、介護者が最小限の力を加えて支援するのが
介護のポイントです。
高齢化社会を迎え、どの家庭でも介護の問題を抱えるようになりつつあります。
生徒たちには人ごとではなく、自分や家族にも起こりえることとして介護の基本を学び、
今後の美容業に求められる介護福祉について考えてる機会にしてほしいと思っています。