昨日の教会の祈祷会はエレミヤ書の一番最後52章を読んだ。そのうち31~34節。
31 ユダの王ヨヤキンが捕囚となって三十七年目の十二月二十五日に、バビロンの王エビル・メロダクは、その即位の年にユダの王ヨヤキンに情けをかけ、彼を出獄させた。32 バビロンの王は彼を手厚くもてなし、バビロンで共にいた王たちの中で彼に最も高い位を与えた。33 ヨヤキンは獄中の衣を脱ぎ、生きている間、毎日欠かさず王と食事を共にすることとなった。34 彼は生きている間、死ぬ日まで毎日、日々の糧を常にバビロンの王から支給された。
ヨヤキンは18才の時エルサレムで3か月だけ王位にあった。バビロンに幽閉され獄で37年間を過ごしたが、出獄させられた。これはダビデ王朝再興のメッセージである。
ヨヤキンの名はエコンヤとしてマタイによる福音書の系図に残る。そして系図の最後はイエス・キリスト。
そう考えると、12月25日はヨヤキンの出獄記念日で、クリスマスを12月25日とするのはその点からはふさわしいように思う。