聖書 Ⅱコリント3:1~17
説教 「栄光から栄光へ」
3章ではパウロはコリントの教会の人たちに、イエス・キリストの新しい契約をモーセの古い契約との関連で書いています。新旧の契約は両方が大切であるとしながらも、新しい契約の方がはるかに優れて栄光があると書いています。古い契約は人の罪を示すものですが、新しい契約は人を義とするものだからです。
義とされることによって人はイエス様の言われた「私があなたがたを愛したようにあなたがたも互いに愛し合いなさい」という戒めに導かれます。この戒めはイエス様の「だから人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である」に当てはまることです。私たちは愛されたいからこそ愛するのです。イエス様が私たちを愛して下さったことに倣ってそうするのです。
そして古い契約も大切にするのです。古い契約の栄光から新しい契約の栄光へ変えられるように、罪が示されるというモーセの律法による栄光から、義とされ赦し合うという更なる栄光へと私たちも変えられていきます。
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