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社会の構造 2対8の法則

2010年02月17日 22時56分36秒 | 起業家の楽しいお仕事
(写真:北海道札幌市東区モエレ沼公園のガラスのピラミッド)

あらゆる構成は20%の要素で全体が成り立っているという
それはあたかもピラミッドの構造といっていいだろう
(パレードの法則という考え方)
この法則は社会・組織においてもよく見られる
解りやすい例でいえば
軍隊組織は約20%の将・指揮官・参謀が作戦を企て残りの約80%の兵を動かす。
会社組織においても同様の傾向がみられる。
また、
資本主義社会では約20%富裕層高所得者と約80%中間・低層所得者で成り立つ
2割の経営者と8割の労働者
ほとんど世の中の構成はこの10%~20%の要素(8:2の法則)で
成り立っていると言っても過言ではない。
これが現実の社会のしくみ

先日、あるメーカに勤める青年から相談があった

自分は今勤務する会社を改革したい、そして利益追求だけではなく
人の幸せのための会社にしたいと。
(いかにも学生を卒業したばかりで世間をあまり知らない初々しさがある)

では聞くが君自身は幸せと感じられているのか、周りの人(家族・会社であれば部下など)を
幸せにできていますか。(幸せ感じ方も難しい)
自分や周りの人(家族など)をも幸せにできる力のないものが、どうして
他人をも幸せにできるというのか
本物であれば志は立派なものであるが社会・会社はきみが思うほど甘くはない。

厳しいが
それは自己の理想に酔うアヘン患者のようなもので、アヘンが効いているうちは
元気だが現実に覚めとたんに元気がなくなりうつ状態になっている。現実に
そのようなタイプの人を多く見る。
(本物はいちいちそのようなことは口に出さない、黙って行動に移している
言葉で現さなくともそれは、本物か偽物かは直ぐに見透かす)

現実の今のきみの境涯は全体の構成のうち、残りの80%に属している(その8割の中でも
現実にはさらに下のだと思うが)

本気できみがそのように思うのであれば20%に入らなければそれは実現できないだろう
こころで思っていただけでは現実は変えられない。
現実の社会は20%の人が残りの80%を動かしている、影響力をもつ20%は重要だが
残りの80%の分子はいつでも交換ができる。
20%のうち1%でも欠ければ全体に影響がでるが、残りの80%のうち10%減ったとしても
全体にはさほど影響がない(いつでも補充できるからだ)

20%に入ったときに、入れれば
(仮に入れれば綺語だけでは成り立たないと思うだろう)
本気でそう思えるのであれば本物だ。

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