スピリチュアル

先日テレビを見ると、また新しいスピリチュアルの芸人さんが出ていました。

「父方の○○才で亡くなった方が、守護霊として憑いている」とか、「オーラの色で、体の悪い部分がわかる」などの特技？を披露していました。

毎度毎度の事なのですが、このような霊能者風の人たちを見る度、「あ～、また変な事を言っているな～」と嫌気がさしてしまいます。

何が一番嫌かと言うと、「間違っている事（情報）を、公共の電波を使って垂れ流している事」です。

こういうのを見ると、「テレビでやっていたから・・」と、一般人は信じ込んでしまいます。

オーラにしても、「○色の人は社交的」などなど、やっている事は巷の占い師と同じ様な発言をしています。

「何年後に結婚しそう」とか、「何月に運気が上がる」なんて正にその類いでは、と思います。

以前、「占い師よりも霊能者を名乗った方が高いお金が取れる」と言うのを聞いた事がありましたが、これがまさにそうなんだと思いました。

私からすると、「誰にでも守護霊がついているという、真実とはかけ離れた“嘘”」を平然と口にしている事が、一番腹立たしいですね。

本来ならば、このように“視える”力は、自分の成仏していない先祖さんに気がつくために与えられたものです。それを、このような売りにして商売しているのは、如何なものでしょうか？

そして、さらに間違っています。

なぜこのような間違った事を言うのか冷静に考えてみました。

私の考えでは、おそらく彼らは、この能力を本来使うべき方向には使わず、「自分は特別」という過信や欲から、どんどん違うものを見させられているんだろうと思います。

スピリチュアルの世界や霊能者の言う「守護霊」という言葉や考えは、先祖を蔑ろにする、一番やってはいけないものだと星椎先生による本物のご先祖供養を通して、最近良く分かるようになりました。

彼らの言う「守護霊」とは、それはご存知の通り「成仏していないその人の先祖霊の姿」に他なりません。

この霊能者まがいの人も最初は当たっていたとしても、このように間違った方向へ進んでいる限り、今後どんどん衰退していく事は目に見えて分かります。

彼らの言っている事は、よーく考えると矛盾している事が多々あります。

どうして矛盾しているのか冷静に考えられれば、嘘に騙される事もないと思います。

やはり必要なのは、真実を見抜く心眼ですね！


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