先日、姫路さんがブログで「金縛り」のことを書かれておられましたが、私も一緒にそのテレビを見ていました。
内容はかぶるのですが、私もいろいろ思う事がありましたので、今回書く事にしました。
まずテレビの内容ですが、「金縛りというと、ついつい霊の仕業だと思いがちだが、科学的に解明できる」というものでした。
「へぇ~、こういうものをテレビで取り上げるなんて、NH○も変わったな~。それともネタがないのかな‥?」と思いながら、作業をしながら見ていました。
さて金縛りと言えば、夜中にふと目を覚ました時、なぜか体が動かなくなってしまっているときのことですよね。
この金縛りを体験した人がよく言うのは、
「体を全く動かせず、声も出せなかった」
「何かが体の上に乗っている重みを感じた」
「何者かが部屋に侵入してくる気配を感じた」
などで、「金縛り=原因不明の怖い現象」として恐れられることも多いようです。
テレビによれば、
『「金縛り」は世界共通の恐怖体験で、日本ではよく「霊の仕業」だと考えられている。
しかし、今回の調査により、睡眠リズムの乱れによる生理現象としての金縛り、そして、日中眠くなってしまう病気“ナルコレプシー”を知らせる“体からの危険信号”としての金縛りの存在が大きく浮かび上がってきた。』
とのことでした。
要は、金縛りだからといって霊や悪魔の仕業と思わずに、病気の可能性がありますよ。金縛りも人工的に起こせますよ、という事らしいのです。
まず病気の可能性ですが、最近の研究で、金縛りには「ナルコレプシー(過眠症の一種)」という病気が潜んでいるケースがあるとの事です。
この聞き慣れない病気の代表的な症状が、週に1回以上という頻度で頻繁に起こる金縛りと、日中の耐え難いほどの眠気です。
一見関係のなさそうな2つの症状を引き起こしているのは、脳内のオレキシンという物質の不足なのだそうです。
オレキシンには、睡眠リズムの管理や覚醒の維持といった働きがあり、病気が原因でオレキシンが減ってしまうと、先ほどの“夢スイッチ”が誤作動しやすくなり、金縛りが頻繁に起こるようになるそうです。
また、覚醒状態の維持が難しくなり、夜間にしっかり睡眠をとっていても、昼間に突然強烈な眠気が襲ってきたりしてしまうのだそうです。
現在は、薬で治療が可能なのだそうで、心当たりのある人が病院へ!と言っていました。
次に、人為的に金縛りを起こす事についてですが、
「何回も寝かせたり起こしたりを繰り返す」
「明け方に眠りにつかせる」
といった方法をとることで、金縛りを誘発できるそうです。
“金縛りを人為的に起こすワザ”のポイントは、「睡眠リズムの乱れ」を起こすことにあるそうです。
わざと明け方に寝てもらった被験者は、消灯後間もなく、脳は覚醒に近い状態のまま、体の筋肉から力が抜けてしまいました。
その時、金縛りにかかっていたそうで、それを説明していた教授は、「金縛りとは、言わば脳だけ寝そこねた状態」と言っていました。
「私たちの体には、睡眠中夢を見ているときだけ、脳の指令を体の筋肉に伝えないようにするスイッチがあり、これは、例えば、走っている夢を見ている最中、実際に体が動いたりしないようにするためのもので、このスイッチが誤作動してしまうと、金縛りのような状態が起こる」
と言うのです。
専門家によると、不規則な睡眠時間、長すぎる昼寝(特に夕方以降)などの習慣が、金縛りを誘発する要因になるとのこと。
また、金縛りで怖い思いをするのは、恐怖などの感情をつかさどる扁桃体(へんとうたい)の働きが活発になっているため、何かが上にのしかかっている感じがするのは、呼吸の乱れが影響しているためではないかと考えられています。
という以上が、大まかなテレビの内容でした。
当然ですが、私は全く共感できなかったため、次回から詳しく説明していきたいと思います。
金縛りの経験者の一人として!
長くなりましたので、今日はここまで。
星椎水精先生のホームページ:先祖供養
携帯版はこちら
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内容はかぶるのですが、私もいろいろ思う事がありましたので、今回書く事にしました。
まずテレビの内容ですが、「金縛りというと、ついつい霊の仕業だと思いがちだが、科学的に解明できる」というものでした。
「へぇ~、こういうものをテレビで取り上げるなんて、NH○も変わったな~。それともネタがないのかな‥?」と思いながら、作業をしながら見ていました。
さて金縛りと言えば、夜中にふと目を覚ました時、なぜか体が動かなくなってしまっているときのことですよね。
この金縛りを体験した人がよく言うのは、
「体を全く動かせず、声も出せなかった」
「何かが体の上に乗っている重みを感じた」
「何者かが部屋に侵入してくる気配を感じた」
などで、「金縛り=原因不明の怖い現象」として恐れられることも多いようです。
テレビによれば、
『「金縛り」は世界共通の恐怖体験で、日本ではよく「霊の仕業」だと考えられている。
しかし、今回の調査により、睡眠リズムの乱れによる生理現象としての金縛り、そして、日中眠くなってしまう病気“ナルコレプシー”を知らせる“体からの危険信号”としての金縛りの存在が大きく浮かび上がってきた。』
とのことでした。
要は、金縛りだからといって霊や悪魔の仕業と思わずに、病気の可能性がありますよ。金縛りも人工的に起こせますよ、という事らしいのです。
まず病気の可能性ですが、最近の研究で、金縛りには「ナルコレプシー(過眠症の一種)」という病気が潜んでいるケースがあるとの事です。
この聞き慣れない病気の代表的な症状が、週に1回以上という頻度で頻繁に起こる金縛りと、日中の耐え難いほどの眠気です。
一見関係のなさそうな2つの症状を引き起こしているのは、脳内のオレキシンという物質の不足なのだそうです。
オレキシンには、睡眠リズムの管理や覚醒の維持といった働きがあり、病気が原因でオレキシンが減ってしまうと、先ほどの“夢スイッチ”が誤作動しやすくなり、金縛りが頻繁に起こるようになるそうです。
また、覚醒状態の維持が難しくなり、夜間にしっかり睡眠をとっていても、昼間に突然強烈な眠気が襲ってきたりしてしまうのだそうです。
現在は、薬で治療が可能なのだそうで、心当たりのある人が病院へ!と言っていました。
次に、人為的に金縛りを起こす事についてですが、
「何回も寝かせたり起こしたりを繰り返す」
「明け方に眠りにつかせる」
といった方法をとることで、金縛りを誘発できるそうです。
“金縛りを人為的に起こすワザ”のポイントは、「睡眠リズムの乱れ」を起こすことにあるそうです。
わざと明け方に寝てもらった被験者は、消灯後間もなく、脳は覚醒に近い状態のまま、体の筋肉から力が抜けてしまいました。
その時、金縛りにかかっていたそうで、それを説明していた教授は、「金縛りとは、言わば脳だけ寝そこねた状態」と言っていました。
「私たちの体には、睡眠中夢を見ているときだけ、脳の指令を体の筋肉に伝えないようにするスイッチがあり、これは、例えば、走っている夢を見ている最中、実際に体が動いたりしないようにするためのもので、このスイッチが誤作動してしまうと、金縛りのような状態が起こる」
と言うのです。
専門家によると、不規則な睡眠時間、長すぎる昼寝(特に夕方以降)などの習慣が、金縛りを誘発する要因になるとのこと。
また、金縛りで怖い思いをするのは、恐怖などの感情をつかさどる扁桃体(へんとうたい)の働きが活発になっているため、何かが上にのしかかっている感じがするのは、呼吸の乱れが影響しているためではないかと考えられています。
という以上が、大まかなテレビの内容でした。
当然ですが、私は全く共感できなかったため、次回から詳しく説明していきたいと思います。
金縛りの経験者の一人として!
長くなりましたので、今日はここまで。
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