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教育のことや子育て 不登校問題への対応等について、考えてみます。

子どもへの接し方

2013-12-04 08:51:33 | 教育相談
今日のブログ 子どもへの接し方 学級・学校で

学校で、緊張していて自分の力を発揮できない子どもを見ることがあります。
いろいろと感じたり、考えたりしているのに思い切って手を挙げられない、意見を表明できないで、小さくなっている。そんな子は、本人ももどかしいし、親も心配な面があるでしょう。
 このような状態の背景には、何があるのか、何かがあるのでしょうが、小さい子の場合には、家庭で必要以上に大切に育てらあれた、本来は子ども自身が行うべきことを親が代わりにやってあげた、やってしまった。それで、本人が自分のやることや言うことに自信を持てないで小さくなっているというような場合もあるかもしれません。
 子どもの成長の実態に合わせて、自分自身が取り組み、課題を解決できるように、それとなく援助する、そんな援助がよいかもしれません。節度のある子育てが大切と思われます。
 以上のようなことに、学校の先生がどのように対応していくかを考えてみると、少し地震が少ない、学級に存在感が感じられない、存在感が弱い場合には、その子どもの存在をどうにかして承認することが大切と思われます。子どもからすれば、帰属意識を育てるということかと思われます。
 一番簡単で、いつでもできる対応策は、まず名前を呼んでやる機会を増やしてみることはよいと思います。特に、プラスの面で名前を呼んであげると喜び、帰属感を強めることができると思います。
 また、子どもと意識的に視線を交わすことも有効だと思います。先生の落ち着いて暖かな視線は、子どもの緊張を弱めるのに大きく効果があるのではないかと思います。
 しばらく続けていくと、子どもにきっと変化が現れるのではないかと思われます。子どもが情緒的に安定していくと、きっとそれぞれの子どもが持っている可能性を一層発揮するように成長していくと思います。