こんにちは。
少し時間があいてしまいましたが、また続けたいと思います。
学校での生徒指導のことを中心にしていきます。また、これは家庭でも同様かと思われますし、企業や組織でも、下の人を育てようとしたら同様の考えになるかと思われます。
何か参考になりそうな部分がありましたら、生かしていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
振り返りみたいですが、少し前は、主に進路指導のことについて触れてきました。進路指導の目的は、人が将来の自分の生活の在り方をイメージし明確化したり、生き方をはっきりさせる活動でした。
進路指導は、キャリア・ガイダンスと言います。キャリアとは簡単に表現すれば、その人の生きてきた中で経験したことすべてのことを言うと思います。特に経験してできるようになったことやわかったことが中心になると思います。キャリア試験というと、試験を受けて合格すると、合格することで仕事に必要とされるキャリア(経験、体験、できること)が満たされているということかと思います。
進路指導、キャリアガイダンスは、先に必要になることを身につけられるように導く活動と言えると思います。経験を積み重ねることができるように導き、先の在り方を考えられるようにすることを進路指導と言うと思います。
具体的な中身は、以前に触れましたので省略させていただきます。
さて、自立と自律した生活を営むことができるようにする活動が生徒指導です。これが本当に意味でガイダンスですね。人が自分の足で立って、自立して、しかも自分の人生を自分の適切な正しい判断で生活して行けるように導くことが生徒指導ですね。自律はセルフコントロールができるという意味ですから、自己を自分の力で統制することができるという意味です。
子どもでも、大人でも、それぞれの環境の中で、自立的、自律的に生活できればそれはすばらしいことと思います。
子どもの場合には、学校や地域で正しく適切な生活ができること、例えば学校の中では、その人なりに意欲的に前向きに学ぶことができ、周囲から孤立したりせずに必要な協調的交流ができることが自立でしょうし、大人の場合も、組織や環境の中で、必要な行動ができることが自立・自律かと思われます。
これらの能力を身につけることができるように導く活動が生徒指導の本来の活動と思います。生徒への指導、生徒に対する指導のみと言うことではなく、対象の生徒にさまざまな経験を持たせて、考える機会や感じる機会を持たせて、その中で必要なことに気づき学ぶ機会を与える活動が生徒指導と言うことかと思います。
上に記してきたことから考えれば、子どもたちが学校の中で経験するさまざまなたくさんの活動が理解や気づきの機会ですから、日常の活動そのものが生徒指導の機会であることもまた当然のことと思います。
中学校以降に始まる生徒会活動や部活動も、さまざまな活動をする中で、生徒の経験や気づきの機会になるわけですから、充実して行われることがとても大切なことと思われます。
受験の状況が著しく重視されるようになってきていて、学校での各種の活動がなかなか十分に行いにくい状況になっていることが生徒指導の機会の不十分さにつながっているようにも思われることもあるようです。
生徒指導の各種の方法があると思いますが、それに気づかないでいると、生徒指導は生徒への指導の観点ばかりが強くなってしまって、活動として不十分なものになる危険性があると思われます。
生徒への指導と言う観点では、何を目標に何をしなければならないかがはっきりと決まっているわけではないので、してもしなくてもわからないので、結果的に何もしないで、生徒に対する厳しい対応だけをすることが生徒指導と受け取られてしまっているのが現実と思われます。
そのようなことから、生徒指導は一部の厳しい先生等が行うものとなってしまっていて、学校全体の、生徒を導くガイダンスの活動としての生徒指導が少なくなってしまっているのが現実かなと思われる部分です。
ガイダンスの目標や方法についての知見が必要になり、学校全体として、適切な理解のもとに行われることが大切と考えられます。
今回はここまでに致します。次回以降はガイダンスの目標や方法について触れてみたいと考えています。
少し時間があいてしまいましたが、また続けたいと思います。
学校での生徒指導のことを中心にしていきます。また、これは家庭でも同様かと思われますし、企業や組織でも、下の人を育てようとしたら同様の考えになるかと思われます。
何か参考になりそうな部分がありましたら、生かしていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
振り返りみたいですが、少し前は、主に進路指導のことについて触れてきました。進路指導の目的は、人が将来の自分の生活の在り方をイメージし明確化したり、生き方をはっきりさせる活動でした。
進路指導は、キャリア・ガイダンスと言います。キャリアとは簡単に表現すれば、その人の生きてきた中で経験したことすべてのことを言うと思います。特に経験してできるようになったことやわかったことが中心になると思います。キャリア試験というと、試験を受けて合格すると、合格することで仕事に必要とされるキャリア(経験、体験、できること)が満たされているということかと思います。
進路指導、キャリアガイダンスは、先に必要になることを身につけられるように導く活動と言えると思います。経験を積み重ねることができるように導き、先の在り方を考えられるようにすることを進路指導と言うと思います。
具体的な中身は、以前に触れましたので省略させていただきます。
さて、自立と自律した生活を営むことができるようにする活動が生徒指導です。これが本当に意味でガイダンスですね。人が自分の足で立って、自立して、しかも自分の人生を自分の適切な正しい判断で生活して行けるように導くことが生徒指導ですね。自律はセルフコントロールができるという意味ですから、自己を自分の力で統制することができるという意味です。
子どもでも、大人でも、それぞれの環境の中で、自立的、自律的に生活できればそれはすばらしいことと思います。
子どもの場合には、学校や地域で正しく適切な生活ができること、例えば学校の中では、その人なりに意欲的に前向きに学ぶことができ、周囲から孤立したりせずに必要な協調的交流ができることが自立でしょうし、大人の場合も、組織や環境の中で、必要な行動ができることが自立・自律かと思われます。
これらの能力を身につけることができるように導く活動が生徒指導の本来の活動と思います。生徒への指導、生徒に対する指導のみと言うことではなく、対象の生徒にさまざまな経験を持たせて、考える機会や感じる機会を持たせて、その中で必要なことに気づき学ぶ機会を与える活動が生徒指導と言うことかと思います。
上に記してきたことから考えれば、子どもたちが学校の中で経験するさまざまなたくさんの活動が理解や気づきの機会ですから、日常の活動そのものが生徒指導の機会であることもまた当然のことと思います。
中学校以降に始まる生徒会活動や部活動も、さまざまな活動をする中で、生徒の経験や気づきの機会になるわけですから、充実して行われることがとても大切なことと思われます。
受験の状況が著しく重視されるようになってきていて、学校での各種の活動がなかなか十分に行いにくい状況になっていることが生徒指導の機会の不十分さにつながっているようにも思われることもあるようです。
生徒指導の各種の方法があると思いますが、それに気づかないでいると、生徒指導は生徒への指導の観点ばかりが強くなってしまって、活動として不十分なものになる危険性があると思われます。
生徒への指導と言う観点では、何を目標に何をしなければならないかがはっきりと決まっているわけではないので、してもしなくてもわからないので、結果的に何もしないで、生徒に対する厳しい対応だけをすることが生徒指導と受け取られてしまっているのが現実と思われます。
そのようなことから、生徒指導は一部の厳しい先生等が行うものとなってしまっていて、学校全体の、生徒を導くガイダンスの活動としての生徒指導が少なくなってしまっているのが現実かなと思われる部分です。
ガイダンスの目標や方法についての知見が必要になり、学校全体として、適切な理解のもとに行われることが大切と考えられます。
今回はここまでに致します。次回以降はガイダンスの目標や方法について触れてみたいと考えています。