さて、自己中心性について その2ですが・・・
自己中心性の持つ意味等についてはご理解をいただけたかと思うのですが、いずれにしても、自己中になると、周りが困ると言うこととともに、早晩、本人も困ることになると言うことにその肝があるかと思います。
本来その人が、その子が持っている可能性を十分に伸ばすことができないことはとても残念なことです。
で、自己中を修正すると言うことが課題になるわけですが、率直に言ってなかなかに難しい課題であると日頃感じています。相談員でも、けっこう難しいことであると思います。形成されてしまった特性を別の特性に変容することはかなりの困難を伴うのが現実だと思っています。
小さい子の場合には、可変性、可塑性、変われる余地をたくさん持っていると思いますので、比較的にやりやすいのではないかと思います。しかし、そうは言ってもある程度の時間がかかると思います。
大人の場合には、その人自身が自己の特性をきちんと理解して、自己の特性に気づくことができて、その人自信が行動や言動に気をつけてくれると周りは楽です。問題は、気づく経験や機会があるか、あるいは気づきを促すことができる人が周囲にいるかでしょう。
経験を得たり、人がいたりすれば、その人にはラッキーなことでしょう。ところが、それらの経験や人の促すのを素直に受け止められないことが多い、と言うのが自己中の自己中というゆえんでしょうか。それで、大人の場合は、その人の良さを可能な限り伸ばしてあげることで、本人も満足して自己中心性が少し和らぐかも知れません。
子どもの場合ですが、基本的には大人と同じでしょうが、もう少し積極的に働きかけることができると思います。
子どもを放任的にしてしまうと、子どもが生活に必要な知識や技術を得ることができませんので、必要なかかわりを必要な時にきちんと持つように、周りが注意することが大切だと思います。
でも、かかわりすぎて手や口を出す、子どもの気持ちでなく親の気持ちを優先して要求する、これらだと、前にも触れた子どもの反発や親への拒否感が強くなって、気持ちの不安定から地道な活動はしにくくなるでしょう。それで短気な自己中心性が育ってしまうかも知れません。
周りの冷静な行動、落ち着いたかかわり、子どもとの対話の能力等が大きな影響を与えることになるでしょう。
本日はこれで・・・
何か反応があると、書いてよかったーとも思うのですが、よかったらコメントください。
自己中心性の持つ意味等についてはご理解をいただけたかと思うのですが、いずれにしても、自己中になると、周りが困ると言うこととともに、早晩、本人も困ることになると言うことにその肝があるかと思います。
本来その人が、その子が持っている可能性を十分に伸ばすことができないことはとても残念なことです。
で、自己中を修正すると言うことが課題になるわけですが、率直に言ってなかなかに難しい課題であると日頃感じています。相談員でも、けっこう難しいことであると思います。形成されてしまった特性を別の特性に変容することはかなりの困難を伴うのが現実だと思っています。
小さい子の場合には、可変性、可塑性、変われる余地をたくさん持っていると思いますので、比較的にやりやすいのではないかと思います。しかし、そうは言ってもある程度の時間がかかると思います。
大人の場合には、その人自身が自己の特性をきちんと理解して、自己の特性に気づくことができて、その人自信が行動や言動に気をつけてくれると周りは楽です。問題は、気づく経験や機会があるか、あるいは気づきを促すことができる人が周囲にいるかでしょう。
経験を得たり、人がいたりすれば、その人にはラッキーなことでしょう。ところが、それらの経験や人の促すのを素直に受け止められないことが多い、と言うのが自己中の自己中というゆえんでしょうか。それで、大人の場合は、その人の良さを可能な限り伸ばしてあげることで、本人も満足して自己中心性が少し和らぐかも知れません。
子どもの場合ですが、基本的には大人と同じでしょうが、もう少し積極的に働きかけることができると思います。
子どもを放任的にしてしまうと、子どもが生活に必要な知識や技術を得ることができませんので、必要なかかわりを必要な時にきちんと持つように、周りが注意することが大切だと思います。
でも、かかわりすぎて手や口を出す、子どもの気持ちでなく親の気持ちを優先して要求する、これらだと、前にも触れた子どもの反発や親への拒否感が強くなって、気持ちの不安定から地道な活動はしにくくなるでしょう。それで短気な自己中心性が育ってしまうかも知れません。
周りの冷静な行動、落ち着いたかかわり、子どもとの対話の能力等が大きな影響を与えることになるでしょう。
本日はこれで・・・
何か反応があると、書いてよかったーとも思うのですが、よかったらコメントください。