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Musica♪(^ 0^)ノ⌒☆Todos os dias

“東京うたの日”コンサート

2006-07-07 | 音楽はココに
6月24日、25日っとCLUB QATTRO&B.Y.Gにて、「東京うたの日コンサートVOL.1」が催されました。もともとは、今から5年前の2001年、BEGINが6月24日を「うたの日」っとして「うたの日コンサート」を沖縄で立ち上げたのが始まりで、東京で催されたのは、今年が初めてです。

私が行ったのは24日のCLUB QATTRO。出演アーティストは、BLACK BOTTOM BRASS BAND風味堂BAN BAN BAZAR
本当にいいライブでした。ガンガン胸に響いてきたし、身も心も躍りました。そして、総合司会を担当したBAN BAN BAZARのリーダー福島さんの「あなたにとって、歌って何ですか?」の問いかけに、いろんなことを考え、感じながら聴いていました。

「歌」っというと、“声と言葉を使った音楽表現”っというのが一般的な捉え方。BBBBのペッターKOOさんは、ライブのMCで「ボクはトランペットで歌っている」と言っていました。私もピアノの先生から「ほら!歌って!歌うように表現して!」っとよく言われました。私は、篠笛や太鼓などなど演奏するときも、やっぱりココロの中で歌っています。それは、私の中で声を介して歌を歌っている時と出所は一緒で、太鼓を叩いても、篠笛を吹いても、やっぱりココロで歌っている。「歌」って、何を介して自分のココロの中にあるものを表現しているか?ってことなんだと思ったりして。そうやって考えてみれば、絵を描く人は画材を使って歌っているのだろうし、植木屋さんは、ハサミで歌っているのかもしれない…。もっと広く考えてみれば、洋服選びだって、その人らしさが表現されるわけだから、服で歌っているのです。ということは、みんな毎日歌っているんだね!きっと。なんて、考えながらライブを聴いていました。

バンバンの福島さんは、「ボクにとっての歌は、ボクとみんな(お客さん)のコレ!コノあいだ(と言いながら、手で自分とお客さんの間をパタパタと指差してた)が歌なんだよ。」って言ってました。気持ちのコール&レスポンスってことなのかな?すごくわかるような気がしました。私も音楽療法の現場で、クライアントの皆さんと自分との、その「コレ!コノ関係」を歌っているから。人間関係って「歌」なのかもしれないですね。“人と響き合って、歌って生きてる”なんて捉え方、ちょっと気持ちがいいかもしれないです。たまには“不協和音”が生じることもあるだろうけど、それだって「歌」なわけです。楽しい歌、悲しい歌、辛い歌、嬉しい歌、そして、愛の賛歌毎日いろんな歌を歌って。

あと、自分の為に歌う「歌」もありますね。自分へのメッセージ。カラオケとか、鼻歌とか?今の私は、ウクレレが自分への歌って感じです。ポロンポロ~ンっと鳴らしているだけで、ココロが落ち着きます。
あっ、今、ウクレレを弾いていた父の気持ちが少しわかったような気がします。
コメント (2)
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