2月6日夜、東京板橋区の東武東上線ときわ台駅で「死にたい」と叫ぶ女性を救おうとして電車にはねられた警視庁板橋署常盤台交番の宮本邦彦巡査部長(53)は、今も意識不明の重体が続いているそうです。
これは警察官であるという職責からの行動であるだろうし、それ以上にこのような状況に置かれたときにとらなければならない人間としての行動本能が彼を動かしたのではないかと思います。
同じような事故は2001年1月JR新大久保駅(新宿区)で起きています。転落した男性を救おうとして韓国人留学生らが列車にはねられ死亡しました。(「あなたを忘れない」という映画となり天皇皇后両陛下が試写会に行かれたことで話題になりました)この事故のことを考えあわせると宮本邦彦さんの場合も警察官であるからというより、人間が本来持っている“他者を助けたい・救いたい”という資質による行動というほうが妥当かもしれません。
以前このブログで記事にした「栃木リンチ殺人事件」での栃木県警に代表されるような不作為の警察官が多い中、宮本邦彦さんのような警察の方も確かにおられるということがわかりました。報道によると宮本さんは地域の子供たちから老人までのたくさんの人に慕われていたようです。宮本さんは私が子どもの頃にイメージしていた優しくて強くて恐い「おまわりさん」そのものです。もう一度元気になって活躍してほしいものです。
一日も早いご快復を心より願っています。
これは警察官であるという職責からの行動であるだろうし、それ以上にこのような状況に置かれたときにとらなければならない人間としての行動本能が彼を動かしたのではないかと思います。
同じような事故は2001年1月JR新大久保駅(新宿区)で起きています。転落した男性を救おうとして韓国人留学生らが列車にはねられ死亡しました。(「あなたを忘れない」という映画となり天皇皇后両陛下が試写会に行かれたことで話題になりました)この事故のことを考えあわせると宮本邦彦さんの場合も警察官であるからというより、人間が本来持っている“他者を助けたい・救いたい”という資質による行動というほうが妥当かもしれません。
以前このブログで記事にした「栃木リンチ殺人事件」での栃木県警に代表されるような不作為の警察官が多い中、宮本邦彦さんのような警察の方も確かにおられるということがわかりました。報道によると宮本さんは地域の子供たちから老人までのたくさんの人に慕われていたようです。宮本さんは私が子どもの頃にイメージしていた優しくて強くて恐い「おまわりさん」そのものです。もう一度元気になって活躍してほしいものです。
一日も早いご快復を心より願っています。
大学生の息子さんが一人おられるとか。
お父さまを心の支えにして生きて行ってほしいと願います。
今回は自殺志願の女性のため、新大久保はたしか酔っ払って転落した男性を救うためでした。
私は心が狭いと思いますが、普段から、自分の不注意等で人に迷惑をかける人間がほんとうに嫌いです。
前回記事にした”Sankeiweb”「溶けゆく日本人」のような人種が増殖している現代社会に一筋の光明を与えてくれた宮本さんのことは決して忘れません。
ご冥福をお祈りします。合掌。