高校教諭の「入学式欠席」に賛否 苦言の一方、経緯に理解も(産経新聞 2014年4月15日)
埼玉県立高校の女性教諭が長男の入学式のため勤務先の入学式を欠席した対応が波紋を広げている。関根郁夫県教育長は14日の定例記者会見で「生徒や保護者に心配をかけた」と学校側の対応に苦言を呈すると同時に「色々な考え方がある」と話し、「欠席」に至った経緯に一定の理解も示した。県教育委員会には14日午前までに73件の意見が寄せられたが、賛否は割れている。
ネット上でも賛否両論があるようで、何件が検索してみるとほぼ半々に意見が分かれているようだ。
わが子の入学式に出席するもよし、自身が勤務する学校の入学式に行くもよし。どちらでもよいと思う。
人それぞれ考え方も違うし価値観も異なる。このことを心配するほど子や新入生は深刻に受け止めてないと思う。
周りの大人たちが勝手な理屈をこねているだけのことで、自分の感情を優先に動いているのだろう。
そもそも高校の入学式に親が出席する必要があるのだろうか。6歳になったばかりのピッカピカの一年生なら親同伴で出席しても絵になるし、またそれが当然のことだろうと思う。はじめて学校という未知の世界へ入り込むには親子共々不安でいっぱいだろう。小学校の入学式に親が出席するのはあまり異論がないだろう。
教師が勤務する学校の入学式よりわが子が入学する高校の入学式を優先することの是非を論じる前に、高校の入学式に親の参加が必要なのかどうかを考えてみてはどうだろう。
・・・と無責任なことをつぶやいていると、どこからともなく「昨今は、大学の入学式では新入生より保護者の人数のほうが上回るそうだ。両親で出席するケースが多いらしい。なかには祖父母までいっしょに出席することもあるらしい。シックスポケットで育った年代らしいといえばそうだが」という声が聞こえてきた。
小学校2年の授業参観に1回だけ父が来てくれたのを思い出しました。母が妹を出産するため入院していて来れなかったので、父が仕事を休んで来てくれました。エエ親父ですわ。昨秋七回忌の法要を済ませました。