明石市が水道水の水源としている明石川の上流にある神戸市の産業廃棄物最終処分場から汚染された水が流れ出しているという。明石市は神戸市に対して放流を止めるよう要請した。明石川の上流の神戸市西区に民間の産業廃棄物最終処分場が4つもあるらしい。明石市の要請にたいして神戸市はなかなか腰をあげそうにもないようだ。ニュースでは問題が長引きそうだとしている。
『MBS VOICE』
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE120524175800571565.shtml
これは明石市民の健康被害につながる問題であり、神戸市の態度には少なからず疑問が生じる。
健康被害に関連する事象については何をおいてもその行為を停止することが重要である。
私達は水俣病に代表されるように、行政側の対応の手遅れが悲惨な結果を生むことを数多く経験している。疑わしきことはまずそれを止めることだろう。
たいていの廃棄物処分場は山間部に位置している。そもそも水道の水源となる川の上流に産業廃棄物最終処分場をつくることが不適切である。ましてその川に汚染水を放流するなどということは許されることではないと思う。こんな場所に処分場をつくった兵庫県と神戸市の責任は重い。問題を解決するためにまず神戸市民が声をあげるべきだろう。
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