バレンタインデーにチョコレートを贈るようになったのは、その昔神戸の洋菓子屋さんが仕掛けたとか、製菓会社が広めたとか、百貨店がセールを行ったのが始まりとかいろいろいわれているが、その起源は定かでないらしい。
バレンタインデーにチョコレートを頂戴することなんぞ仮隠居中のわが身にとってはとんと縁のない話である。甘党のおじさんはいつも通り自分で買うしかないのである。というのも奈良漬の匂いでフラッとするような下戸はどうしても甘いものと仲良くなる。そんなおじさんが、ここ数年チョコレートを買う時にちょっと気をつけていることがある。それはパッケージにこんなマークが付いているかどうか。
※フェアトレード(公平貿易):発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動である。需要や市場価格の変動によって生産者が不当に安い価格で買い叩かれ、あるいは恒常的な低賃金労働者が発生することを防ぎまた児童労働や貧困による乱開発という形での環境破壊を防ぐことを目的としている。最終的には生産者・労働者の権利や知識、技術の向上による自立を目指す。
世間ではあまり知られてないようであるが、バレンタインデーをきっかけに「フェアトレード」という運動があるということを多くの人が考えてみてはどうかなと思う。
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