「いらか」という言葉を覚えたのは唱歌「鯉のぼり」を教わってです。♪甍(いらか)の波と雲の波・・・。鯉のぼりが泳ぐ季節に天平の甍で有名な唐招提寺を訪ねました。
今回は仏様に会うのが目的ではありません。また天平の甍を見るのでもありません。金堂は現在10年計画の解体修理のため大屋根を見ることができないし、そこの主である蘆舎那仏さんと千手観音さんも同時に修理中なのでお会いできないのです。平成21年には完工し揃ってお堂に戻られるようです。
国内には珍しい「瓊花(けいか)」の開花を見たくて西の京へ向かいました。この「瓊花」と言う花は、唐招提寺を創建された鑑真和上の故郷、中国の江蘇省、揚州市の名花と言われ、門外不出の花だったそうです。萼紫陽花によく似ていて、5弁の白い花を8個つけます。萼紫陽花は、雪ノ下(ゆきのした)科の花ですが、瓊花は吸葛(すいかずら)科の花で、藪手毬と言う花に近いのかも知れません。5弁の大きな装飾花(アジサイは4弁)が8つつくことから、八仙花・聚八仙(じゅはっせん)ともいいます。1963年に鑑真和上の1200年忌を記念して中国仏教協会から唐招提寺へ贈られてきたそうです。苦難を超えてこの国に授戒を伝えた鑑真和上を忍ぶ結縁の花です。
受戒の師を求める聖武天皇の懇請により12年の歳月を費やし6度目の航海でやっとのこと来日した鑑真和上。その和上の業績を今に伝えてくれる「瓊花」は毎年この季節に花を咲かせます。
「瓊花」は御影堂の庭にあり開花の時期(4月下旬~5月中旬)だけ特別に庭が開放されています。また寺内の北東にある和上の御廟にも1株植えられています。
御廟の木漏れ日に光る新緑の苔
今回は仏様に会うのが目的ではありません。また天平の甍を見るのでもありません。金堂は現在10年計画の解体修理のため大屋根を見ることができないし、そこの主である蘆舎那仏さんと千手観音さんも同時に修理中なのでお会いできないのです。平成21年には完工し揃ってお堂に戻られるようです。
国内には珍しい「瓊花(けいか)」の開花を見たくて西の京へ向かいました。この「瓊花」と言う花は、唐招提寺を創建された鑑真和上の故郷、中国の江蘇省、揚州市の名花と言われ、門外不出の花だったそうです。萼紫陽花によく似ていて、5弁の白い花を8個つけます。萼紫陽花は、雪ノ下(ゆきのした)科の花ですが、瓊花は吸葛(すいかずら)科の花で、藪手毬と言う花に近いのかも知れません。5弁の大きな装飾花(アジサイは4弁)が8つつくことから、八仙花・聚八仙(じゅはっせん)ともいいます。1963年に鑑真和上の1200年忌を記念して中国仏教協会から唐招提寺へ贈られてきたそうです。苦難を超えてこの国に授戒を伝えた鑑真和上を忍ぶ結縁の花です。
受戒の師を求める聖武天皇の懇請により12年の歳月を費やし6度目の航海でやっとのこと来日した鑑真和上。その和上の業績を今に伝えてくれる「瓊花」は毎年この季節に花を咲かせます。
「瓊花」は御影堂の庭にあり開花の時期(4月下旬~5月中旬)だけ特別に庭が開放されています。また寺内の北東にある和上の御廟にも1株植えられています。
御廟の木漏れ日に光る新緑の苔
ブログのお陰様で、見る事が出来てありがたいです。
京都も多くの、神社仏閣があります。 いろんな意味において
癒してくれます。 マメが好きなのは、冬の寒い時期に
観光客が少ない時を見計らって・・三十三間堂の観音さんを
見る事です。
蓮華王院は私も好きです。このお堂では仏様を拝見するというより、団体の千手さんに自分が見られているという心持ちになります。
陽気に行こうBBSでお知らせくださった8月京都での♪笠木透&雑花塾 高石ともやさんのジョイントへは行かれるんですか?
苔の写真はご自分でお撮りになったのですか。すごい雰囲気をかもしていますね。
ところで、nobさん、本文中、難しい漢字が多すぎますです。(;;)
>難しい漢字が多すぎます
お寺さんの「拝観のしおり」や「解説」をそのまま転記しているだけでございます。ほんとは漢字に弱い方なんですよ。
写真は恥ずかしながら自分で撮りました。私の持ってるデジカメは骨董品に近いものなんですよ。どんどん新しいものが発売されるんですが、なんかもったいないように思って、よう買い換えませんのです。(生来の貧乏性でおます)
本は絶対捨てられないというひとが多いですが、私は2度と読まないと思う本は売るか、捨てるかしてしまいます。増えてしようがないですから。
それでも、何かを捨てるときは、仮に歯磨きの空チューブでも、ありがとう、と心の中で言うことにしています。
偉そうなことを言っているかも知れませんが、しばらくお世話に(?)になったものを捨てるという行為に対して、すまないという気持ちがあるのかも知れません。