そろそろ自然観察に適したシーズンになってきます

まだ残暑が厳しいですが、秋の花が咲き始めて自然観察に適したシーズンになってきます。



園内では、ヤブツルアズキの黄色の花があちらこちらで咲いています。
今年はたくさん収穫できそうですね。

ツルマメの赤紫色の花もたくさん見られます。
これからタデ科の花が咲き始めて、園内では草地がピンクに染まるところもありそうです。

昨日は、静岡市から土曜観察会の皆さんが自然観察に訪れました。
国道１号線の法面に咲くナンバンギセルと、わずかに咲き残ったミズオトギリを見ることができて、満足して帰っていかれました。
こうした団体での自然観察で、ガイドが必要でしたら公園まで申し出てくださいね。

管理棟前の水辺では、男の子たちがザリガニ捕り。
雨の中でも、そう気にすることなくやっていました。なかなかの子たちです。
ただ、網を持ってきても取る生き物がいないんですよね。
いるのは、アメリカザリガニとカダヤシとウシガエル（のオタマジャクシ）がほとんど。
アメリカザリガニのみ駆除として採取してもらっていますが、カダヤシとウシガエルは特定外来生物なので許可無く採取や持ち出しができません。（食べる、または、その場で処分して他の生き物の餌にするならばいいですが）
なので、ガサガサをして遊びたいならば、周辺の用水路で網を入れたほうが、いろいろな生き物が捕れて楽しいですよ。

タコノアシが「蛸の足」になってきました

公園の水辺に生えているタコノアシ。
花序が伸びてきて、蛸の吸盤状になってきました。



管理棟前の橋のたもとにあります。
これから紅葉してきて、ますます「蛸」になってきますよ。