園内や公園周辺の道沿いでは、ノブドウの花と実が見られます。
花の色は地味ですが、よく見るとなかなかかわいい形をしていますよね。
名前の通り、ブドウの実ができます。
ただ、色はこれよりちょっと濃い青紫色になる程度で、色づきもバラバラなので、あまりブドウっぽくないですね。
残念ながら食用にはなりません。
でも、全草に薬効があるとされ、葉や茎や根は漢方薬となります。
色づいた実も焼酎などに漬けて果実酒になります。関節痛や痛風などに効くのだとか。
これからさらに秋の実が増えていきます。
「ハギ」とつくように、マメ科の花です。
長い茎に密生するように葉がつき、その根元にクリーム色の花を咲かせます。
茎がまっすぐになり、さらに木質化して固くなります。
なので、易占の「筮」(めどき)に使われました。そのため、この名があります。