休日になると、親子連れのザリガニ釣りでにぎわっています。
管理棟前の水場で糸を垂らすと、かなりの数が釣れます。
サイズは小さいですが、足下で釣れてきます。
この家族は、入れ物2つにぎっしり入るほど釣っていました。
この写真は、まだ始めたばかりの時です。
管理棟周辺では、異常なほどアメリカザリガニが増えています。
水が澄んでいる時は、目で見てたくさんいることがわかるほどです。
実はアメリカザリガニが大量にいることで、他の水生生物や水草が生育できない状態になっています。
今の公園の水辺には、アメリカザリガニとカダヤシとウシガエル(のオタマジャクシ)ばかりと、外来種だらけです。水辺の生き物の環境としては、非常に貧弱な環境になっているのが現状です。
ですので、アメリカザリガニ釣りは「駆除」ということで行っていただいています。ですので、捕れたアメリカザリガニは持ち帰ってくださいね。また、不用意に他の場所へ放さないようにお願いします。
そして他の湿地の動植物は、基本的に採取禁止とさせていただいています。
また、カダヤシとウシガエルは特定外来生物なので、法律上許可無く採取や持ち出しができません。つまり、網を持ってきても持ち帰れる生き物がいないのが現状です。
それに、水辺にはタコノアシなど貴重な湿原の植物もありますので、立ち入りが制限されているところには入らないようにお願いします。
マナーと熱中症に気をつけて楽しんでくださいね。