さて諸君、元気に人類の持続可能な発展のために新しいことを思いついたりしているだろうか?
そんなわたくしは、家族のsustainable developmentを検討中ですがさっぱり思いつかず途方に暮れているところです。
さて、前出のTEDictですが、まー世の中にはいろんな人がいるなあ、ということがよく分かる具合では、アウトデラックスと双璧をなすといっても過言ではないのですが、その中でも面白かったものを下記に記します。
Teslaの社長の話
いちおう自動車業界でお仕事しているので自動車関係の話を聞こうと思って見てみました。キーワードは、起業(イノベーション含む)と人類の持続可能な発展ですね。この番組でよく取り扱われる話題をわかりやすく説明してくれます。
ただし、この話は持続可能な発展というキーワードが貪欲な経済活動の免罪符として扱われているのではないかという、いやな面もわかりやすく示しているように思います。(この人が免罪符としているかどうかはさておき)
フィリップスタルクの話
最近、設計と意匠の関係がすっかりあいまいになってしまっているので、この辺に答えがあるといいなと思って見てみました。残念ながら期待していたような答えはここにはさっぱりなかったんですが、予想外に上記の持続可能な発展というキーワードに対して、一つの姿勢を示しております。
今まで続いてきてこれからも続く人類の歴史という長い物語と、その歴史の中で歯ブラシぐらいしかデザインできない役立たずがどういう姿勢で未来に向かって歩むべきかを話しています。ここでのキーワードは謙虚さですね。
イタリア人のODAの話
イタリア人がアフリカに行ってODAして最初はうまくいかなかったけど手法を変えたらうまくいくようになりましたっていう話です。最終的な主張としては、人類がいま直面している問題は、政府や研究機関が解決してくれるわけではなく、企業家がイノベーションをもって解決するのだ、としています。
この話には2種類の人間が出てきます、起業する人とそれをサポートする人です。当然ながら起業自体には興味はないわけなんですが、2種類しかいないとして、自分はどっちなんだろう、ということを考えたとき、あ、ぼくは実はサポートする側の人間なんだ、ということに気が付きました。これはなかなか驚きの事実でそんな風に人生歩んでいなかったので、とても困ってます。どうやってサポートしたらいいことが起こるのか、上手にこれができるようになりたいです。
さて、英語の勉強のために始めたTEDictですがためになる話が多いので飽きずにやれてます。まー人材開発セミナー感は否めませんが。