海月美紗のおでかけ日記

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日本100名城・彦根城

2024年10月30日 | 

彦根城は、徳川譜代の重鎮井伊家の居城。

所在地:滋賀県彦根市

別名:金亀城(こんきじょう)

城地種類:平山城

築城年代:慶長9年(1604年)

築城者:井伊直継・直孝

主要城主:井伊氏

天守の現状・形態:望楼型、三重三階、木造(現存)

徳川四天王の一人、井伊直政は関ヶ原の戦い後、佐和山城に入ったが、新城を築く前に没した。嫡子直継の代に他大名を助役として動員する天下普請で彦根山(金亀山)に築城を開始したのが慶長9年(1604)。以後、大坂の陣(豊臣氏滅亡)を挟んでからは、彦根藩単独で整備を進め、18年かけて完成したのが現在の姿。戦国の気風の残る実践的な城。


主な遺構

天守、天秤櫓、太鼓門櫓、西の丸三重櫓、二の丸佐和口多聞櫓、馬屋、本丸、西の丸、山崎曲輪、太鼓丸、鐘の丸


表門橋

表門参道

越前(現在の福井県北部)の石工たちが築いたと伝わる築城当当初の「打ち込みハギ積み」

幕末の嘉永年間に積み替えた切石の「落し積み」

大堀切から天秤櫓と廊下橋を見上げる

天秤櫓は太鼓丸入口の櫓門、左右の隅櫓の棟の向きが異なる。橋の下が巨大な堀切になっていて、通路でもある。長浜城の大手門を移築したと伝わる。

時報鐘

太鼓門櫓

三重三階の国宝天守。屋根は入母屋破風、唐破風、切妻破風と多彩。二重目の金箔の飾金具が荘重さを増す。

天守内部

天守最上階より琵琶湖を望む

西の丸三重櫓

彦根城博物館

ひこにゃん

彦根藩井伊家二代当主・井伊直孝公をお寺の前で手招きして雷雨から救ったと伝えられる「招き猫」と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備えの兜を合体。

毎日、彦根城周辺に登場して、観光客を迎える。ひこにゃんの趣味は、彦根城周辺や彦根市内を散歩することらしい。

現存する木造天守、もちろん国宝。

屋根に18個もの破風。唐破風は漆塗りで金箔押しの飾り金具付き。入母屋破風・切妻破風には塗籠められた梅鉢懸魚。2階と3階に花頭窓、3階に高欄つきの廻り縁。

外観がとても変化に富んでいておしゃれ、非常に美しい。ゆる~い動きで癒やしてくれるひこにゃんの愛らしさも加わって、彦根城は私の No.1 のお城!

2015.8.8/2017.5.20/2019.8.13


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