福島県内に白澤(ハクタク)の彫刻のある神社はいくつかあるが、福島市大波に鎮座する水雲神社もそのひとつ。
国道115号線を福島から霊山へ、バス停「大波」のすぐ隣りに参道入口。
石段の参道途中に朱色がきれいな両部鳥居。
江戸時代後期、享和3年(1803)建立の石灯籠。
御祭神は天之御中主神。
本殿と拝殿。弘化元年(1844)年の建立。本殿は覆屋で囲まれている。
本殿の木鼻の彫刻が素晴らしい!
本殿西側
本殿後ろ側
本殿北西部の角
本殿東側
本殿前部の狛犬、西側が阿形・東側が吽形。
白澤。頭に宝珠を乗せ、立派な髭を生やしてるけど、少し優しげな表情。足は確かに牛の蹄。
大神宮と象頭山の碑。大神宮碑に天保4年(1833)の銘、地震で倒れたのか、壊れた部分がきちんと修復されている。
御神木の大杉。
参道も境内もきれいに掃除が行き届き、心地よい。180年も前の彫刻が見事に残っていて、神社が大切にされているんだなということがよく分かる。参道の石段脇に大きな椿の木があり、蕾がたくさんついている。福島へ行くときにここは必ず通る道だから、椿の花が咲く頃にまたお詣りしようと思う。